塩見直紀の試行100(078)「AtoZ本コレクション」
半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)、紹介しています。
古典的編集手法「AtoZ」に関心をもって10年ほど経ちます。AtoZ本もいろいろコレクションしてきました。辞典まで収集してしまうと大変なことになるので、辞典は『紋切型辞典』『悪魔の辞典』くらいです。基本は本のタイトルに「~AtoZ」となっていて、AtoZで編集されている本です。なかにはタイトルとAtoZとあっても、中身は違う本もあります(上の写真で逆さまにしている本はそうした本です)。
タイトルに「26」という数字があれば、そうだったりします。みすず書房から出ている木下長宏さんの本『美を生きるための26章~芸術思想史の試み』も内容はAtoZで表現されたものでした。「人類の知を照らす星座」という帯文。AtoZとは「26の星」、「星座」がキーワードになります。
集めてきたAtoZ本ですが、故郷・京都府綾部市を離れることになった2021年3月末、半農半Xに関する本とともに、綾部市図書館に寄贈させていただきました。うれしいことに生駒館長が、「半農半Xコーナー」「AtoZ本コーナー」を作ってくださり、バラバラに配架せず、まとめて置いてくださっています。AtoZが気になる方はぜひお運びください。