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for serendipity1194 「思いつきで二つの何かをぶつけただけでは、火花は発生しないのです」

堀田季何さんの『俳句ミーツ短歌-読み方・楽しみ方を案内する18章』(2023)第八章「 1+1=1 一つのものを見つめたり、二つのものをぶつけたり」より。

俳句において、二つの大きな技法として、「一物仕立て」と「取合せ」(配合)があります。前者は一つの句で一つの物事(たいがいは季語)について表現する詠み方、後者は一つの句に二つ以上の物事を配置する詠み方です。
(124p)

俳句の本で「二物衝撃」ということばを知ったのは、ひらのこぼさんの『俳句がうまくなる100の発想法』(2007)だったような気がします。堀田季何さんの「思いつきで二つの何かをぶつけただけでは、火花は発生しないのです」ということば、大事にしていきますね。

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