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塩見直紀の試行100(085)「天使の時間(朝の3時起き生活)」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)、紹介しています。

今日は良質な思索の時間をどう確保するかについてのコンセプトです。娘が幼稚園に入る2001年ころから、朝3時に起きる生活を始めました。夜8時から布団の中で絵本を数冊読んで、8時半、灯りを消して3秒で2人、眠りにつく。朝というか、午前3時に起床し、洗顔、すぐ読書、思索モードという生活を10数年続けました。中断の理由は2016年、大学院の関係で、24時を過ぎた時間に最終電車で綾部に帰るようになり、3時起きはさすがにできなくなったためです。

20代のとき、(人生の)成功者の2大共通点は「呼吸」と「早起き」であるという講演をフェリシモ時代の社員研修で聞き、何回かチャレンジ。夜への執着を解き、子どもと一緒に早く寝たらいいかも!と考えをあらためたら、3時起きがすぐ習慣化されるようになりました。

朝の1時間は夜の2時間に匹敵するという言葉、ひらめきやすい朝の時間帯があるといった言葉、経営者は1人の時間の確保が重要であるといった言葉に出会い、たしかにそうだと感じた次第です。「80対20の法則」の本を何冊か読む中で、これを1日24時間にあてはめるというコンセプトも思いつきました。昨日書いた「80対20的生活」です。朝3時から午前のたっぷりな時間を創造的な時間(イン&アウトプット)としてきました。

ちなみに、この朝の3時起き生活ですが、枝廣淳子さんの『朝2時起きで、なんでもできる!』(サンマーク出版、2001)の影響かといわれると、本の存在は知っていたので、そうかもしれないし、そうでもないといったところです。「丑三つ時」はなんだかこわいので、3時にしたのかもしれません。

朝の3時起きは2001年から10年以上続き、2016年の大学院行きで一時中止の判断をおこないました。2020年再開をしたところ、家庭の事情で再び中止に。そして、いま、つれあいの故郷・山口県下関市にやってきたいまは5時起きなので、これをゆっくり、3時に戻してしていけたらと思っています。

朝の写真はあまりないのですが、今回は母校の金次郎さんに登場いただきました。余談ですが、この金次郎像は近所のおじいさんが昭和20年代、当時20代前半で単独寄贈されたものです。20代で像を母校に贈る!すごいですね。

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