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siomemo1194「漢語の謎-日本語と中国語のあいだ」

「西洋語を翻訳するのに漢字という表意文字ほど便利なものはなかった。漢字は概念を表す抽象性、さらには無限の造語力をもつ。」2024年に拝読した作家・水村美苗さんの『日本語が亡びるとき~英語の世紀の中で』(2008)で出会ったことばです。(185p)

漢字の造語力、江戸明治期の先人の造語努力、翻訳努力にひかれるようになって、そうした本も「月1、読んでいきたい本」に個人的指定。久しぶりに良い本に出会ったと思ったのが、荒川清秀さんの『漢語の謎-日本語と中国語のあいだ』(2020)でした。

「漢字の造語力」にひかれるのは、漢字で新概念を創造していきたいから。「半農半X」「天職観光」「1人1研究所」「使命多様性」などに続く新概念を創造していきたい。そんな願いからの勉強なのでした。


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