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先日拝読した西田知己さんの『「新しさ」の日本思想史 ――進歩志向の系譜を探る』(2022)のなかで「江戸のミリオンセラー」と呼ばれる吉田光由の『塵劫(じんこう)記』の存在を知りました。江戸時代初期、寛永年間に書かれた代表的な和算書で、いまでいう実用的な問題集、ワークブック。僕は「ワークブック」をつくるのが好きで、いろいろ考案してきました。「Local AtoZ Maker」であるとともに「Workbook Maker」でもありたいと思っています。気になる『塵劫記』ですが、西田知己さんが『「塵劫記」にまなぶ』(2005)という本を出されていることを知り、ありがたく拝読です。


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