塩見直紀の試行100(087)「平和甲子園」
半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)、紹介しています。
漫画甲子園、写真甲子園、俳句甲子園・・・。いろいろな高校生のための選手権「○○甲子園」がありますが、故郷の京都府綾部市でやるなら「平和甲子園」だと思ってきました。綾部市は昭和25年、「世界連邦都市宣言」をおこなった第1号宣言都市です。
6年ほど前、世界連邦の綾部会議の重鎮に提案したのが「平和甲子園」というコンセプトでした。2部門からなり、「プロジェクト型」と「思想編」からなります。審査員は綾部にゆかりのある中沢新一さんほか。綾部では小中学生には平和に関する作文と絵画のコンテストをすでにおこなっているので高校生向きがあればと思った次第です。母校の京都府立綾部高校にも「平和デザイン科」もほしいところ。前市長にその話をすると、「誰か来るかい?」と。僕の回答は「全国から来ればいい」です。
写真はJR綾部駅北口にあるアンネ・フランク像です。ちなみに、南口には合気道創始の植芝盛平翁に石碑があります。綾部は平和のまちなのです。