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siomemo1236 武器としての土着思考-僕たちが「資本の原理」から逃れて「移住との格闘」に希望を見出した理由

「○○思考」の本はこれまで読んできたけれど、よく見れば、この本も思考という文字が入っていました。それよりもこの本に反応したのは、「土着」ということばです。なぜ「土着」に反応するか。それは1999年7月に出た祖田修さんの『着土の時代』を読んでいたから。

『着土の思想』(1999)の紹介文には、こうありました。
経済の魔性にとりつかれた現代社会にあって広がり続ける心の闇。この精神飢餓の時代、「土着」を超えて自覚的に土に着く「着土」の思想が、新たな文化・文明を切り開く。・・・

祖田さんは古い「土着」ということばを「着土」に変え、これからの時代を「着土の時代」と表現されたのでした。20年の時を経て、青木真兵さんによって、ふたたび「土着の時代」へと戻ってきた。そんな気がしています。


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