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カケミチラジオというプロジェクト

2020年末に児童精神科の岡先生と一緒に立ち上げた「生きづらさ、育てづらさ」について考えるYouTubeのカケミチラジオが開始から3ヵ月たち、チャンネル登録者数が100名を超え、少しずつ形になりつつあるので紹介させてください!


なぜラジオを始めたのか

自分自身が生きづらいという方、子育ての方法がわからないという方がたくさんいて、何とかしたいと救いを求める先はwebというのが今の時代です。

情報が世の中に溢れていて、検索すれば簡単に「それらしい」文章や動画に出会える一方で、SNSやブログにおいて発言力の大きい人が正しい情報を発信しているかどうかは別問題です。

正しい情報の発信を心掛けている人ほど断言するような言い過ぎの表現を嫌いますし、守るものが少ない人の方が情報の正確さをある程度無視して思い切った発言をすることで注目を集めやすかったりもします。

とくにSNSではフォロワー数の多い人の発言力が強くなる「フォロワー数原理主義」的なところがありますので、現実社会でどれだけ素晴らしい研究をしていたとしてもSNS上ではゴミ垢扱いを受け「やっぱSNSは私に合わない」なんて離れて行ってしまう人が多いです(涙

ですので少しずつでも正しい情報を発信したり、正しい情報発信を心掛けている専門家の方々を支援する活動をおこなうことで、その先にいる「生きづらい、育てづらい」という人たちの支えになれるのでは、、というのがカケラジを始めた主な動機です。


メインパーソナリティー:oktk先生について

まるで私ひとりで始めたような書き方になっていますが、一緒に始めたラジオのメインパーソナリティーはoktk@筋トレ/児童精神科医こと岡琢哉先生 https://twitter.com/oktk0501 です。

匿名っぽい雰囲気ですが検索したらすぐに実名がわかります笑
なんとTwitterや書籍で有名なTeststerone氏と共著を出版された人でもあります。

児童精神科医だけあってとても人当たりが良いだけでなく、ツイートや直接発する言葉が美しくて、頭の中を覗いてみたくなるくらいです。

様々な臨床現場で研鑽を積み活躍の幅を広げているoktk先生ですが、病院に来る手前段階の方々に対して言葉を届けることが難しいと感じていたようです。


メインパーソナリティー:かっぺについて

恐竜の国から来たアナウンサーという、ゆる設定ですがラジオの声からもわかるように中の人は聡明なフリーアナウンサーの女性です(秘密)

さすがプロだけあって声が聞き取りやすい!

お仕事の忙しいなか、毎週水曜日の21時半からスケジュールを空けていただいて感謝しかありません。。

これまではoktk先生を中心にかっぺさんがアシスタント、さらにゲストをお呼びして3人で話すというスタイルが多かったのですが、今後は専門家+かっぺの2名でリスナーからのQ&Aに答えていくというスタイルを検討しています。Q&Aであればリスナーの聞きたいことに直接答えていけますしね。


最近面白かったテーマ:「愛着=attachment」

愛着障害って言葉の意味を全然知らずに聞いたり話したりしていたなぁとハッとさせられた回でした。愛着というのはそもそも「attachment」という英単語の日本語訳とのことでした。なんとなく愛着≒愛情くらいに感じていたのですが、専門的には全然違う話なんです、と。

attachmentをweblio辞書で検索すると以下の訳語が出てきました
取り付け、付着、付属物、愛着、愛情、差し押さえ、差し押さえ令状
なんとまあ日本人に理解しづらい単語でしょう笑

こどもが愛着障害と言われると、お母さんは「私の愛情が足りなかった?」と自分を責めたり不安になってしまう場合が多いそうなんですが、そもそも愛情で解決する問題なのか感覚や認識のパターンにクセがある子だと評価するのか冷静に考える必要がありますよね、といった趣旨の話をoktk先生がラジオの中で話をされています。

ラジオの運営は手探りなのですが、生きづらさとか育てづらさを抱えながらなんとか毎日を過ごしている方の力になれるよう地道に活動して参りますので、ぜひ暖かく見守っていてください!

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