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血糖コントロールとストレスや睡眠の関係について

今回はストレスが血糖コントロールを乱すというお話をしたいと思います。

「ストレス」というものが何か、もっと言えばどのような数値でストレスを測定することができるのかというと結構むつかしかったりします。

例えば「あの人にこんな理不尽なことを言われて本当につらい」とか「誰にでもできるこんなことすら満足にこなせない自分」といった状況でストレスを感じる方は少なくないのではないでしょうか。

ストレスをどのような数値で測定するかというと、現状ではアンケート形式か「脈拍のばらつき」のような指標でみることが多いです。

しかし実は血糖もストレスと大いに関与しています。
体や心にストレスがかかると、血糖値を上げるホルモンが分泌されるため血糖値が上がります。

またストレスを感じると、その解決方法として過食や飲酒といった行動をとる方も少なくないです。イライラしていたり不安を感じるときには、空腹じゃなくても何かを食べたくなる場合があります。

イグザルトで指導させていただいた方の話になるのですが、血糖コントロールの不良は睡眠とも深い関係があります。

具体的には、血糖値が高いと「からだは戦闘モード」になります。
なぜなら、従来のストレスは「生命の危機」的を引き起こしている状態であったからです。

例えばライオンのような動物と対峙するプレッシャーを受けたとき、血糖値はほぼ間違いなく上昇します。上昇します。

このとき体にとっては、血糖値を上げることが目的ではなく、血糖値を上げることで生命の危機を回避する確率を上げることが目的になっているのだと思います。

私たちが指導した方は、血糖のコントロール方法を覚えることで睡眠は劇的に改善しました。

不眠で悩んでおられる方は、入眠時や睡眠中の血糖コントロールに気をつけていただくのも有益かと思います。

では!


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