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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-5.1 (PP・Ⅲ-5.1K) 「短調」(音階選択)

目次(表紙)


1。 テーマ

1-1。 「短調」(音階選択)のポイント

「短調」(音階選択)のポイントです。


2。 「短調」(音階選択)のポイント

「短調」(音階選択)のポイントです。


「短調」(音階選択)

「短調」(音階選択)についてです。

「長調」については、特に、問題ないと思いますが、
「短調」の場合、「スケール(音階)」「3種類」あるため、選択の問題や錯覚が生じるケースがあります。

ということで、簡単に確認してみたいと思います。

「短調」の場合、「スケール(音階)」が「3種類」ありました。 (Am調)の場合

 ①。自然的・短音階(ナチュラル・マイナー・スケール)  [第7度=]
 ②。和声的・短音階(ハーモニック・マイナー・スケール) [第7度=ソ#(導音)]
 ③。[旋律的・短音階(メロディック・マイナー・スケール)] 
    この解説は省略します。

③については、使用頻度が少ないため、また、スケールの種類を減らし、説明を簡単にするため割愛します。

そうしますと、①と②だけですが、この違いを理解すればよいわけです。
違いは、「第7度音」です。

「Am調」では、
 では、「ソ」の音ですが、
 では、「ソ#」となります。
疑問として、①と②を、どう選択するのか? 
と入門・初心者の方は、悩まれますが、
これは「音感・曲感」で、「任意(自由)」です。

なので、「理屈(理論)」ではありませんので、そのことは注意してください。
簡単にいうと、「好み」で選択するわけですから、各自の判断に委ねられていますので、耳を慣らすしかありません。

ということで、「選択の正解」はありませんが、②を選択するケースが多いです。
そうしますと、「コード」も連動して変化しますので、「Em」よりは、「E7」となる場合が多くなります。


(次回につづく)