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ポピュラーピアノ作曲講座(ナビ)【簡易版】Ⅲ-6.2 (PP・Ⅲ-6.2K) 「4声・スプレッド」

目次(表紙)

(前回のつづき)

「4声・スプレッド」する前の曲

「4声・スプレッド」する(参考)の曲

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「4声・スプレッド」の実践。 [例・解説]

■ では、上記の曲を、「Aメロ」(1~8小節め)だけ、「4声・スプレッド」いたします。

「Aメロ」と「Bメロ」を対比させるために、「Aメロ」だけ「4声・スプレッド」にするといいです。
すなわち、「Aメロ」は「落ち着いた感じ」にし、「Bメロ」で「華やかに盛り上げる」わけです。

ただし、「Aメロ」を全て「4声・スプレッド」にすると冗長的になるので、「部分的」に「それ以外」の技法で演奏するといいでしょう。 それでは、具体的に説明してみたいと思います。

「基本」は、
 「1(ルート)-3-7-メロ」。 または、
 「1(ルート)-7-3-メロ」。 に積むということで、出だしを見ますと

「CM7」は、「1(ルート)-7-3-メロ(5)」です。 

次の「C6」は、「1(ルート)-5-3-メロ(6)」。 ですが、
Tのライン(声部)を「5」としました。

これは、「C6」のコードトーンのバランスと、Tラインの関係により、選択しました。 このように「例外」も随所に生じますので、ケースバイケースで対応します。

「Em7/G」のように、「転回」の場合は、
「1(ルート)」の代わりに、「バス」を配置します。

「2小節め」の後半。 「4小節め」は、
「フレーズ」の「余白」部ですので、雰囲気を変えるために、
「4声・スプレッド」、「以外」にしました。

「2小節め」の後半。 
「Em7/G」の、Tラインの「7」と「6」は、
「左手」ではなく、「右手」でいいです。


「Aメロ」のみ

「4声・スプレッド」アレンジ部

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[Bメロは省略]


(次回につづく)