作詞・入門講座 1-3 (SK1-3) 。 ①「歌作り(作詞/作曲)」について。 ( 「曲先」で作る)

目次(表紙)

■3。 「曲先(作曲)」で作る。(2番までの曲)

まず、「作詞」の前に、「作曲」についての概略的な流れを説明します。

  「作曲」の場合は、「2通り」あります。
  「メロ先」作曲と、「コード先」作曲です。


・「メロ先」作曲とは、「メロ」をまず書き、それに対し、伴奏の基本となる「コード(進行)」をつけます。

・「コード先」作曲とは、逆に、「コード」進行を考え、それに対して、「メロ」を書きます。


後者の「コード先」作曲の場合、「コード」進行を、どのようにまず「用意」するのか? という問題が発生します。 

「コード進行」を考えるのは、初心者には無理ですので、「コード進行集」を参考にする。 というケースが多いようです。

自分は、「コード先」作曲は、特別なコード進行を必要とする場合のみなので、ほとんどやりません。ということで、ここでは、「メロ先」作曲でお話しします。


「メロ先」作曲の場合は、

  ・「1番」の「歌メロ」を、まず書きます。 次に、
  ・「1番」の「歌メロ」に、「コード」を付けます。

  ・「2番」は、「1番」を、コピーします。(笑)

  ・「イントロ。間奏。エンディング」のメロを書きます。
  ・全体の「伴奏部」の「編曲」をします。 これが大変です。。。


「編曲」とは、「伴奏」を書くことですが、これが一番、手間。時間がかかります。

なんといても、「パート(声部・楽器)」が多いので、音符の数が多くなりますし、各「パート」との関係を意識しながら書いていくわけですので、「ああでもない、こうでもない・・・」と四苦八苦します。

また、「パート数」も、多すぎると、大変ですし、汚くなる場合も多いので、「10パート」程度までが、自分では多いです。

そうしないと、「編曲」が大変に成り過ぎて終わりませんし、次の曲も書きたいですしね・・・。

「パート数」も、これ以上多いと、大変ですし、少ないと淋しいですが、
「10パート」程度だと、「主・旋律」。「副・旋律」。「対・旋律」。「コード」。「リズム」。「オカズ」など一通りのパートは書けますし、シンプルでも綺麗です。

  以上、「作曲(編曲)」の流れです。 次回は、「作詞」です。