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作詞・入門講座 1-4 (SK1-4) 。 ①「歌作り(作詞/作曲)」について。 ( 「作詞」について)

目次(表紙)

■「作詞」について

「作詞」は、当然のことながら、「曲」との「イメージ」を意識します。
では、具体的なお話しです。

「曲」との「イメージ」とは、言い換えれば、「テーマ(主題)」や、「モチーフ(題材)」といった 要は、「何を書きたいのか?」「どんな雰囲気。様子。状況。背景」などといった、いわば「舞台設定」です。

それを決めたら、具体的な内容を「設定」し、「物語」を考えます。
「登場人物」はだれか? 「どんな話しなのか?」 

実際に、
 ・「1番」の「A(A')メロ」。「Bメロ」。「Cメロ」。
 ・「2番」の「A(A')メロ」。「Bメロ」。「Cメロ」と書いていきます。


書き方のポイント。雛形としましては、
「起承転結」というものがあります。

「Aメロ・A'メロ」=「起・承」。話しの導入・状況・背景の説明や描写。
「Bメロ」=「転」。 問題提起。心境。気持ち。きっかけなど。
「Cメロ」=「結」。 答え。結論。言いたい事。メッセージなど。

   「A(A')。B。Cメロ」の関係は、そんな感じです。


また、「1番」と「2番」の、「全体」の話しの流れも大切です。

・「1番」「序盤(中盤)」であれば、「2番」「(中盤)終盤」です。
   ただし、「時系列」が、一方向とは限りません。

・「1番」「過去(回想)」。 「2番」「今」。 の場合もありますが、
・「1番」「今」。 「2番」「過去(回想)」。 の場合もあります。


その他、「1番」と「2番」とでは、「対比・変化」させる場合が普通です。

・「1番」が「序盤」。 ⇔ 「2番」は「終盤」も、いわば
 「対比・変化」ですし、

 ・「1番」が「朝」。     ⇔ 「2番」は「夜」。
 ・「1番」が「出会い(幸せ)」。 ⇔ 「2番」は「別れ(哀しみ)」。
 ・「1番」が「花が満開(幸せ)」。 ⇔ 「2番」は「花が散る(哀しみ)」。
 ・「1番」が「存在する(得る)」。 ⇔ 「2番」は「存在しない(失う)」。

これは、切りがありませんが、とにかく、「1番」と「2番」はなんらかの形で、「対比・変化」させます。 以上が、「作詞」の大まかな流れです。


以上、今回は、大まかな作詞のポイントでした。
【詳細】については、後日、説明いたします。