知らなかったことが、恥ずかしい
2002年、29歳だった。覚えてない。まだ時代はダイヤルアップだったかな。
IIJ4Uをプロバイダーに選んでた記憶がある。月20時間プランみたいなのでネット使い放題。どこが使い放題なんじゃーい!とツッコミたくなるけれど、まだネットで調べるってことがさほどできなかった時代だったと思う。
そんな時期に、こういう天才が日本にいたんだという驚き。
ファイル共有ソフトを開発した金子勇。それ自体が罪でないことははっきりしているのに、著作権法違反ほう助の罪に問われた。法廷で無実を勝ち取る話なんだけど、この裁判自体が無駄だと思う。金子さんがもっと前線で活躍してくださっていれば、日本のIT環境ももっと変わっていたのではと思うほどだ。金子さんの存在やこの事件自体を知らなかった自分が恥ずかしい。(その後、調べたのだ)
ナイフを作った人は罪に問われるのか?
ナイフで人を刺す事件→ナイフを作った人は罪に問われるのか?問われるわけがない。合理性に欠く前提で逮捕していることに驚き。使う人の問題になる。ただ、今のSNSで騒がれている有名人投資詐欺まわり。これは、プラットフォーマ―にも責任が問われている。僕の考えではこれはWinnyの問題とはちと違う、と思うのです。SNS投資詐欺は広告周りの話だから、広告審査が緩いという問題。
W主演の馬力がエグイ
さあてさて、映画のお話ですが、東出昌大の演技が厚みがあるよね。あぁ金子さんってこの人?ぐらいの没入をもって観られる。こんなに演技がうまいんだ。もう驚きだよ。没入がエグイ。語彙!
三浦貴大も、貫禄あってよい。といいますか、失礼な話、超スーパースターのサラブレッド(すべて表現が古い)。まぁ、大人の力で出てきた人なんだーと思っていた自分よ、アホバカハゲ!の自戒の念とごめんなさい千回の刑です。三浦貴大はすごいよ、東出昌大と演技タイマン張ってる。三浦友和の声のトーンにも似ていて、すごいね。日本映画って苦手意識もったら人生の七割損してるよ。
法廷劇にならへんのかーい
地方裁判所(第一審)で負けるんだよね。なんでやねんと、総ツッコミ入ります。役者の話に戻りますが、渡辺いっけいが憎たらしい。朝ドラのひらりで出てきた人だよねぇ。
で、第二審に話が進むのだが、法廷劇へと突入するかとおもいきゃ、高等裁判所以降はテキストベース。ここ見たかったなぁと。ちゃんと作ってほしい。スカッとポイントは薄いんだよね。
エンドロールに席を立つ人!せっかちはダメです
エンドロールに立ち上がって帰りたがる人、ダメです。
最後まで観ましょう。ホロリとなるぜ。ここミドコロだぜ。
知らなかったでは恥ずかしいおすすめの一作『Winny』、ぜひご鑑賞くださいませ。