鳥居塾 "鍼" 実技講座 2021年1月ご案内


テーマ「原因から追求した根本的治療 ~殿部~」

下肢にしびれが出ている際、殿部にアプローチすることが多いと思います。実際、殿部を押圧、刺鍼した際に患者さんの訴える症状が再現される場合もあり、そこの筋緊張が原因と診断されることも多いと思います。では、単純にそこに鍼を打てば筋肉の緊張はほぐれ、症状は消失するのでしょうか?

おそらくそういうケースは少ないと思います。それは、殿部が緊張する根本的な理由にアプローチできていないからです。「ここが緊張しているから鍼を打つ」ではなく、まず「ここがなぜ緊張しているのか?」その原因を理解し、それを順番に取り除いていくことが必要です。原因にアプローチできなければ、リバウンドが起きたり、症状を更にひどくしてしまうケースもあります。

その為、「ここやれば治る」という画一的な治療は非常に危険です。鍼の仕事は単純な手作業ではありません。頭で考え、それを手で表現するのです。大事なのは病態把握、そして誰が聞いても納得できるよう科学的な治療戦略です。

講習会ではそこを運動学的に解析し、どのようにアプローチすれば最も効率よく治療できるかという実習を行っています。
新規の先生も大歓迎!皆さんのご参加、お待ちしております。(各会場定員15名様)

<東京> 2021年1月10日(日) 10時~16時
<大阪> 2021年1月17日(日) 10時~16時
<名古屋>2021年1月24日(日) 9時半~12時

<お問い合わせ / お申込み>
鳥居塾事務局 田中庸一
tel. 090-8532-7635
E-mail. toriijuku@gmail.com

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