視座、視野、視点 + 『視力』
2022年末。
紆余曲折あって(そんなないけど)今年は東京で1人で年越しを迎えようとしています。
そんな2022年を振り返って、ってわけじゃなく最近の気づきをつらつら書かせてください。(誰に許可とってんだ)
私は普段、裸眼で過ごしています。
かといって視力がすこぶる良いわけでもなく、中学生くらいのときからすこーしずつ視力が落ちていて、今はギリギリ運転できる(いや運転していいのか?レベル)の視力です。
わざわざコンタクトをつけるほどでもないので、眼鏡は持ちつつも9.5割裸眼の生活です。
そんな日々でも、たまーに"眼鏡をかける瞬間"が訪れます。運転とか、映画とか、遠くのものをしっかり見たいときとか。
で、いっっっつも思うんです。
「うわぁ、、私の視力ってこんなに落ちてたんだ、、」
慣れって怖いですよね。
それが世界の基準とズレていても、いつのまにか自分の中で当たり前になってしまう。
私の視界は僅かながらボヤけているにも関わらず、毎日それで過ごしていたらボヤけていることすら忘れていました。
2021年、最初の3ヶ月は学生として過ごしていました。
2022年、初めてまるっと1年社会人として過ごしました。
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社会人になると、学生の頃より一層
「視座を高く」「視野を広げて」「いろんな視点から」
と言われます。そりゃあもう、耳にタコができるほど。それだけ大切な心得ですし、どの仕事にも共通することだと思います。
社会人2年目になって、私も少しずつできるようになっている、、はず。少なくとも社会人になりたての頃よりは物事に対する考え方は変わってきていると実感しています。
特に私はクリエイティブ分野で仕事をしているので、尚更です。
クリエイティブって正解がないから、だからこそ自分の考えに固執しがちだし、多角的で広い視野を持つことが必要。毎日訓練。
ただ、
「なんかでも、なんかでも、、、なあ。」と
思う瞬間があったりします。
何に対してとか仕事だけに限定されるわけではなく、何事に対しても。視座をできる限り高く、できる限り視野を広げて、いろんな視点から物事を見ても、しっくりこないとき。ありませんか?(あってください)
・・・で、さっきの眼鏡の話に戻るのですが
「どれだけ視座が高くて、視野が広くて、いろんな視点を持っていても、視力が落ちていたら意味ないよなあ」
と、眼鏡をかけながら思った私なのです。
『視力が落ちる』という表現がなんとも抽象的で申し訳ないのですが、
・物事をきちんと見ているようで、実は見えていない
・自分の今いる世界を認識できているようで全てを把握し切れていない
そんなところでしょうか。
見えている世界が全てじゃない、はもちろんそうなのですが、
見えている世界すらきちんと見えていますか?という問いに近いかな。
まさに私のボヤけた視界(目)と同じ状況です。笑
できっとそれが、さっき呟いた「なんかでも、なんかでも、、、なあ。」に繋がっていて。心のどこかで思いつつもどうにもこうにも都合よく解釈したまま過ごしてしまう節があります。非常に良くないですね。
自分が真実だと信じているものに、実はまだはっきりと見えていないんだと気づくことは、結構難しい。
現に私の目は外的要素の”眼鏡”をかけてようやく自分の視力の悪さに気づきました。それもかける度に思うのだから。
「うおー、クリアな視界!!」って。笑
じゃあ眼鏡をずっとかけてれば?コンタクトにすれば?という話ではなく。。
視界のそれらを「当たり前」として過ごさず、「視力を上げる」ことも大切なのではないか、ということ。
そして、その落ちた視力を改善するには、外的要素(ヒト、モノ、コトetc…)が効果的、いやもはやそれが必要なのでは、ということ。
自分の視力が落ちている=視界がボヤけていることは、自分自身じゃ気付かないし、気付けない。でも一度疑い出したら、結構止まらなかったりします。私の場合はちょっと恐ろしくなります。
でも1人で考えていても、わからないものはまーじでわからないんですよ。
私は考えることが好きなのでそれはそれでいいのですが、見えている視界自体が少しクリアになるだけで、考え方が180度変わったりするのです。面白いくらいに。
だからそれをクリアにするには、いろんなものに触れて、見て、聞いて、教えてもらうこと。
そしたら自分の視力これくらい落ちてたんだ、とか
自分まだ見えてないところあったな、とか
勝手にいろいろ思い込んでたな、とか
気付けるんじゃないかなと思います。そんな眼鏡みたいな役割をしてくれるものに出会えたら最高です。
んでたまに視界を疑うこと。たまにでいいと思います。
だってずっと眼鏡かけるのしんどいじゃん?w
そういうことです。(どういうこと)
そろそろくどくなってきましたね。私の文章基本くどいですね。笑
とりあえず、
「視座を高く」「視野を広げて」「いろんな視点から」
そして、
「視力を上げる」。
これを忘れずに過ごしたいな、そんなことを考えた2022年末でした。
2023年も、よろしくお願いします!