わたしの右手(脳梗塞とともに)

さて、脳梗塞から1年4か月。
まあ、麻痺って言えば麻痺で、その動かないー!って事はなくって、まあ専門家がジッと見てるだけでもわかりにくい程度の麻痺みたいなもんが後遺症として、まだあります。
意識なくなったわけじゃなかったし、もちろん手術もしてないんで、本当良かったねー、ふつーに生活できて〜って言われますし、自分もそう思います。
左の脳幹、橋をやられまして。
右麻痺、構音障害。
発症から2週間は、院内でリハビリするくらいで、後は上げ膳据え膳な訳ですから、ちょっとだけ大変だなぁと思う程度でした。
とにかく慌てず無理せず、ゆっくりとやれば、すぐに元に戻れそうとも思いました。
だから、急性期病院から退院が決まって、自宅か回復期リハビリテーション病院か?という時も、家族始め医師もリハの先生も、そして私自身も、ほぼ皆、自宅静養でいいんじゃない?でした。
ただ、一回自宅に帰ると、回復期リハビリテーション病院には入院できないことや、自宅から近医のリハビリに通う手段がないこと、目標が社会復帰でまだ年齢が若いため集中的なリハビリの成果が期待できることなどから、回復期リハビリテーション病院への転院を決めたのでした。
…これが、大正解。
今考えると、自宅に帰っていたらどうなっていたのか?とおそろしくさえ感じます。
一年以上経過した今なお、社会復帰はできているとは言え、かなりのキツさで苦痛な日々だったりします。
痛みがずっとありますし、話す事に大変なエネルギーを使い、疲労感が強いのです。
そんなこんなの日々で、毎日が大変で、発症からこれまでの事を忘れていくこの頃。
しかも、リハビリを頑張ってまだまだ楽しむぞ!って気持ちが一瞬萎えてしまって、ボーっとしたり、全てやめたくなる事もあります。
そんなこんなを思い出し、自分を労り、残しておきたい。そして体験記はやはり同じような方の参考になったり励みになったりするので、つれづれーと書いていこうと思います。
頑張って書くのは、禁止!としたいので
思い出したら書き留めます。
キツかったら書き留めます。
嬉しかったら書き留めます。
悲しかったら書き留めます。
苦しかったら書き留めます。
動き出したら書き留めます。
そんな感じで書き留めます。

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