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思っていた以上に泣いてしまった、一人暮らし1日目の話

今日から、一人暮らしが始まりました。

両親が引っ越し手伝ってくれて、無事に終えサヨナラしたところです。(3\31日に執筆)

私は生まれてきてから22年間ずっと実家で暮らしていました。
陽気な母と無口な父。いつもハイテンションな祖母に、プレゼントするのが大好きな祖父。

引っ越しする前は母と祖父母にこれでもか!ってくらい寂しい寂しいって、出でいっちゃうのか、涙出ちゃうなって言っているのを聞いて、

そんなに寂しいか、、、
でも永遠に別れるわけじゃないし、いつでも会える距離にはいるのになと思い、たくさんこっちおいでよ!会いに来てよ!なんて笑って言っていましたが、離れて実感しました。

今1人になって、22年間生まれた時から一緒にいる家族との別れは永遠に会えないと思うくらいの悲しさでした。

会おうとすれば会える距離にいるはずなのに、そこにもいなくなってしまったような感覚です。

本当に、悲しい。

家に人がいないのが寂しいとは全く思わないのですが、自分の帰る場所だった家が変わってしまった事、夜中に帰ると見える綺麗な星空や、祖父母の喧嘩で起きる朝、寝ているのに母が話かけてくるなんて事が、もうない事。

無口な父なくせに、私が一人暮らしになると知ると前は全然名前も呼ばなかったのによく声かけてきて、引っ越しする時には、顔も見ないで〝仕事、、、頑張れよ。〟ってボソって言って行っちゃうし。

陽気な母は引っ越し何日もかけて手伝ってくれて、今日終わって帰る時にじゃあ帰るねって言ってからずーーっとこれはこうするんだよとかこれは気をつけてって同じ説明何回も聞いて、心配されてるな〜と感じ。

家の片付いた私の部屋を見て祖母はそんなに片しちゃったのか、、、と悲しんでいたのも思い出し。

1人でいる事にはなんの苦もないのになあ

家族と離れて暮らす事に
悲しさがこみ上げてきます。

落ち着いたと思ったらまた思い出して涙が溢れてきます。

ネギを1人で切っていて、チッキンにはいつもお母さんがいるのに、これからは私1人。いつも多く作っても食べてくれる人がいて、むしろ豪快にいつも量多めに作っていたのに、お茶碗1杯分のご飯のみ。

祖父母はいつも喧嘩していて、朝や昼の環境音が激しめの中、ここにいると冷蔵庫の音だけ。

いろんな事があった22年間だったけれど、本当にいたせり尽せりだったなと。これまでの人生愛されて育ってきたなと感じるんです。

1人暮らしって親のありがたみがわかると言うけれど、それはもちろん、私は私が思っている以上に実家が好きだったんだなと感じます。

祖父母が寂しいと言うけれど、それと同じくらいかそれ以上、自分も寂しいです。

家族の前では泣きたくないので、
家で祖父母とサヨナラした時も、引っ越しし終わって両親とサヨナラした時も耐えました。

よく頑張った私ーーーー。

こんな時期なのでなかなか会えなくなりましたが、胸張って会えるように頑張りたい気持ちです。

私を育ててくれた家族に感謝です。

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