単糖類コスパ最強暗記法
暗記なんかやってられるか!
意味不明なイラストは私が描きました。自分でも何をしているのかよくわかりません。
秋の東大模試は残すところプレのみとなった今。特に現役生の多くは「高分子」という避けられない壁を何とか乗り越えようとしていることでしょう。色々と覚えることの多い高分子分野、その中でも特に面倒なのが糖です。
二糖類、多糖類は「〇〇と〇〇の組み合わせ」で覚えやすいですが、箸にも棒にもかからずどうにも覚えにくいのが単糖類の構造式ではないでしょうか(※個人の感想です)。「単糖は気合いで覚えようね」という風潮はありますし、実際頑張れば覚えることはできます。
しかし、本当にそれで良いのでしょうか?いつまでも高分子ばかり勉強していられるわけではありませんし、人間は忘れる生き物です。そのときにまた一から覚えますか?またあの面倒な作業をしますか?
ここで嫌〜な気分になったあなたに朗報です。
もう頑張らなくていいです。
もう気合いなど要りません。ペットのピラニアの餌にでもしてください。
では頑張らない方法とは何なのか?コスパ最強の方法とは何なのか?それを今から解説していきます。
このnoteは一応有料ですが、これで私がいただいたお金は、慢性的な金欠が予測される大学入学後の健康的で文化的な生活のために使わせていただきます。高1高2の読者の方で高分子に触れている方は少ないと思いますが、このnoteは必ず役立つ日が来ます。多分きっとおそらく。
理解の仕方&覚え方
えっ!?4つ覚えるだけでいいんですか!?
受験化学において覚えなければならない単糖類の種類はそこまで多くありません。グルコース、フルクトース(五員環、六員環)、マンノース、ガラクトースのそれぞれα型とβ型です。しかし、それにしても10個覚えなければなりませんし、-OHや-H、-CH2OHの位置関係を覚えるために情報量は多くなります。加えてどこが何位の炭素で……鎖状構造は……反転すると……気が遠くなりますね。
前置きはこの辺にしておいてさっそくネタバラシすると、フィッシャー(Fischer)投影式という武器が最強すぎるんです。この武器をどうやって使うのか?なぜ最強なのか?それでは、10枚の手書き本格(?)イラストとともに、かわいくわかりやすく懇切丁寧に解説していきましょう。
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