エッセイを書いてみたいかもしれない
「わたしが書きたい文章って、エッセイみたいなものかもしれない」
松浦弥太郎さんの「エッセイストのように生きる」を読み終えて、そう思いました。
エッセイとはなにか
エッセイに対するわたしのイメージは、独特の視点と感性をもった選ばれし者だけが書ける文章。
松浦弥太郎さんは、本書のなかでエッセイについてこう書いています。
変化の記録
忘れたくないことを書いたもの
パーソナルな心の様子を描いた文章
秘密の告白=自分が発見した、ものやことに隠されている本質
ものごとを自分の視点で見つめ、自分なりの答えを見つける。
自分なりの答え=「とっておきの秘密」を書いたものがエッセイ。
わたしはエッセイを書いていた
わたしは、ノートに自分の想いや日々の気づき・学びを書いています。
何気ないできごとから自分なりの気づきや学びを見つけるのが好きなんです。
なんだか得したような、誇らしいような、そんな気持ちになります。
ただし、それはあくまでも”自分なりの学び”
「自分にとっては大発見でも、他人にとってはなんてことないだろう」と、誰かに話すことなくノートに書くだけでした。
それこそ「自分だけのとっておきの秘密」です。
あれ?わたしがいつもノートに書いている文章は、もしかしてエッセイなの??
本書を読みすすめていくと、そう思えてきました。
そして「もしそうならば、わたしはエッセイを書くのが好きだ!」とも。
エッセイを書きたい
いつもは自分のノートに書くだけの「秘密」を、これからは記事にしてみようかなと思いました。
「有益な情報を書かねば」に縛られ、何を書きたいのかわからなくなってしまっていた今日このごろ。
本書と出会って「エッセイっていいな」「こんな文章書いてみたいな」と思えました。うれしい。
すぐわかる!すぐ知れる!それが現代で求められている文章かもしれない。
でも、ゆっくりとじんわりと伝わるような文章もいいですよね。
良きバランスで、自分らしい文章を書けるようになりたいです。