【出産レポ】初めての出産|無痛分娩で穏やかに迎えた我が子との対面
8月に、第1子となる元気な女の子を出産。
無痛分娩で痛みもなく、落ち着いた状態で我が子と対面することができました。
この記事では、わたし自身が無痛分娩を選んで出産を迎えた体験についてご紹介します。
無痛分娩を選択した理由
初めての出産でわたしが選択したのは、無痛分娩。
なんの迷いもなく「無痛分娩一択!」でした。
理由は、痛みに対する恐怖心が強く、避けれる痛みは避けたかったから。陣痛に耐える自信がありませんでした。
無痛分娩は、病院によって分娩の流れや麻酔のタイミングが異なるようですが、わたしが出産した病院はこのような対応でした▽▽▽
出産予定日前日〜陣痛前
予定日前日の検診
NST:お腹の張りなし・赤ちゃんは元気
内診:子宮口2センチで柔らかくなっている・赤ちゃんの頭に触れた
予定日当日
特にお産の兆候なし
陣クスと言われる焼き肉を食べに行く
予定日超過1日目
ゼリー状の茶色いおりもの(大量)
⇒おしるし?
おしるし・出血があったら、電話するよう指示があったため病院に電話。
「内診の影響かも?大量の出血じゃなければ大丈夫。陣痛が10分間隔になったらまた電話してください」とのこと。
おしるしも破水も陣痛もどんなものなのかわからないので「電話する?しない?」と、けっこう悩みました。
予定日当日からは、それまでの運動に加えて、下記動画の【安産スクワット】【船漕ぎ体操】をやりました。
▼安産スクワット▼
▼舟漕ぎ体操▼
コメント欄を見ると効果抜群のようだったので、予定日まではあえてやらずにラストスパートとして実践!
陣痛〜入院決定
予定日超過2日目
【14:30】
リビングでNetflix視聴中、お腹の張りを感じる。「まぁいつものことか」と特に気にせずドラマに集中。
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お腹の張りがずっと続いているような気がする。
「これが定期的な張りってやつ……?」と気になり、とりあえず陣痛カウンターで間隔を測り始める。
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お腹の張りが1分〜1分半、10分前後の間隔で続く。「陣痛かも」とドキドキし始める。
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お腹の張り⇒腰・お尻の穴が内側から圧迫されるような感覚の痛みが強くなってくる。
別室にいた夫にも状況を伝える。
痛みがくるとソファに手をかけて四つん這いの体勢になって耐え、腹式呼吸に集中。夫は腰をさすってくれていました。
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病院に電話するタイミングに悩み「もう1回痛みがきたら電話する!」を繰り返す。
【15:30】
おしるし(ピンクのゼリー状のおりもの)が出たので、ようやく病院に電話。
このとき陣痛間隔は10分をきっていましたが、何度か10分以上のときがありました。
病院からは「10分以上間隔があいたらリセットなので、そこからまた測り直して10分をきる間隔が1時間以上続いたらまた電話してください」との指示。
すでにけっこう痛みが強くなっていたので「10分以上あいたなんて言わなきゃよかったーーー」と後悔。
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このまま入院になるかもしれないので、とりあえずお風呂に入る。
夫は、すぐ食べられる軽食を買いに行ってくれました。
痛みが強くなってくる。
とにかく呼吸!呼吸!呼吸!
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【17:00】
10分をきる間隔が1時間半続いたので、病院に再び電話。
「入院の準備をして病院に来てください」とGOサイン!
登録していた陣痛タクシーを手配し、病院へ。
夫は中に入れないので、病院の入口でお別れ。
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【18:00】
病院に到着後、NSTと内診。
子宮口3センチ。
破水したため、そのまま入院。
入院〜出産
内診後、すぐに麻酔処置。
処置の間、背中を丸めた状態で陣痛に耐えるのが少しつらかったですが、処置自体は全く痛みがありませんでした。
処置が終わり、痛み止め投入。
この時点では、麻酔ではなく痛み止め。痛みが強くなってきたら麻酔に切り替えるとのこと。
痛み止めが効いてくると、陣痛の痛みのマックスが弱まるという感じ。
痛みがなくなるわけではありませんが、だいぶ楽になりました。
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【18:50】
食事の準備をしてもらい、夕食をとる。
痛み止めの段階では、飲食可能。麻酔を入れたら、飲食が一切できなくなるとのことでした。
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【20:00】
便を出しきるため、浣腸。
どんな感じなのか恐怖でしたが、なんてことなかったです。
便意を感じ始めたらすぐにマックスの波が襲ってきたので、早めにトイレにむかってよかった……。
【20:20】
子宮口4センチ。
いい陣痛がきているとのこと。
陣痛がきてもとにかく呼吸に集中して静かに耐えていると、助産師さんから「痛みに強いですか?」「呼吸が上手」と言われました。
安産講座を受講し、腹式呼吸の練習をしていた成果!
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子宮口5センチ、赤ちゃんがぐいぐい下がってきているとのこと。
痛みが強くなってきたため、ここで痛み止めから麻酔に切り替えてもらいました。
麻酔が効くまでの間、しばし陣痛に耐えます。
しばらくして麻酔が効くと……
痛みがなくなりました!すごい!
お腹が張っている感覚はあるのですが、”痛み”だけがスコーンと消えたのです。
ここからは本当に苦痛がなく、とても楽に過ごせました。
ただ、痛みは消えたけれどこのあたりから震えが止まらなくなります。ずっと歯がガタガタしていました。
本来は体に強い痛みきてるので、震えたりすることがあるようです。問題はないとのことでひと安心。
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【0:20】
痛みはないものの、お腹がぐいぐい張っているのがわかる。
「麻酔がなかったら死んでるのでは?」と、自然分娩の痛みを想像してゾッとしました。
内診をしてもらうと、子宮口9センチ。
痛みがないまま一気に進んでいたので「え???」と思わず声が出ました。
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分娩室へ移動。
横向きになり、お腹の張りに合わせていきむ練習をしました。
しばらくすると出産の体勢になり、またお腹の張りに合わせていきむ練習……
と思っていたら、なんと本番でした。
練習だと思っていきんでいたら「頭が見えてきました」と言われてびっくり。
それから先生が入室、少しだけ会陰切開しますとのこと。もちろん全く痛みなし。
「全然なんにも痛くないけど、このまま出産終わって大丈夫なの??」と思いながら、ラストスパートでいきむ。
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【2:28】
ぴょこん
いきんでいると、目の前に我が子が!
「え、かわいい!」←第一声
そして、元気な産声をあげてくれました。
それから抜糸など諸々の処理をしてもらい、初めての出産を無事に終えました。
無痛分娩の感想
無痛分娩を選択して本当によかったと心から思います。
リスクもあるし、個人差もあると思いますが、わたしにとっては最高でした。
途中までは陣痛の痛みがありましたが、全然耐えられるレベル。
諸々の処置もまったく痛みはなし。
そして、産後のダメージもほとんどなかったです。
会陰切開の痛みが少しと、いきんだ影響の筋肉痛のような痛みがあったくらい。
あまりにもピンピンしているので、夫や母親から動かないように注意されていました。
お世話になった先生・助産師さんたちに感謝。
また出産することがあれば、絶対に無痛分娩で産みたいです。
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