進化するAIに自己価値感を見出すために「人間」と「AI」の共存について思考する。
はじめにこれは最近の話でもないですが、ここしばらくずっと考えていたのは、AIに使われる側ではなく、AIを使いこなす側になりたいということでした。近年さらに注目され、社会に浸透しつつあるAI技術ですが、日常に取り入れることへの賛否両論はあったものの、AIの進化をあえて作品のテーマ性としたものもちらほら見かけます。例えば「アイの歌を聴かせて」では、吉浦康裕監督が得意とする「AI」と「人間」の関係を描いたハートフル作品です。人とAIが共存していく世界を、高校生という程よい空気感で、