見出し画像

【秋旅】四国の秋が美しすぎてもう生きた心地がしないよ

前回のおはなしはこちら。

今回は暴走族到来翌日のはなし。

-まえがき-

わたしたちは夏しかない国から来たから。

四季が巡るのをいっしょに見てみたくて
それだけのために勇気をだして
リスクも負って来たから
きれいなものが見れた日はごほうびみたいで
けっこう泣いたりポエマーになったりする。

そのへんご了承いただき先へおすすみください。

どぞ!

-中津渓谷-

お得意のGoogleマップで「紅葉」って検索して出てきた場所。

へーまあまあきれいそうじゃんって行ってみたら、
ちょっと!なんなのよ!てキレそうなくらい

きれいすぎた。

これ命がけの長旅の末やっとたどり着くやつやろ!って感じの光景が徒歩20分で見れちゃう。

しかもその20分ウォークが快適でありながらも
細い橋あり、屈んでくぐる洞窟ありでしっかり味わえる冒険感。

ゼルダ感。

水は高知県の伝家の宝刀、仁淀ブルーというやつで清涼感系バスクリン入れまくったように青いし、

人はいないし(早い時間だったからかも)

なんでこんなにすごい場所をわたしは今まで知らなかったんだろう?

おすすめ!

動画も撮ったです。

-小田深山渓谷-

あまりの絶景にすっかり忘れてたけど、
そういえば中津渓谷はまだそんなに紅葉ってかんじじゃなかったな。

紅葉は次に行った小田深山渓谷がピークだった。(11月10日時点)

案内コーナーでもらった地図を見ながら一周約1時間のウォーキングコースを歩いたよ。

小田深山のマップ
かわいい地図
歩く夫

どこを見てもキレイで本当に楽しかった。

ここも動画撮りました。

-ずっとラッキーな日-

この日は雨の予報だったのに
中津渓谷も小田深山渓谷も晴れててラッキーだった。

キレイな景色がたくさん見れて
暑くも寒くもなくて
体調もキゲンもよくて
夫が「秋、だいすき」
「日本に連れてきてくれてありがとう」とかなんども言うから
わたしもいえいえこちらこそありがとうと思った。

ぐうぜん立ち寄った道の駅ではイベントで芋炊き売ってて温かくて野菜たっぷりな芋たきを食べた。

芋炊き
美味しい!

しあわせでラッキーで
たまーにこういう夢みたいな日があるよね。

人生ぜんぶ妄想かな?っていうくらい。

-まだつづく幸運-

さあ遊んだ遊んだ!帰りましょう〜!って車を走らせていたら急に窓の外がめっちゃピンクになった。

何事じゃあ〜と急いで高速を降りて現場確認。

コスモス畑にたたずむわたし

コスモスだった。
三間町のコスモスまつりだった。

500万本も植えとんですって!

そんなのあなた!
正気の沙汰じゃございませんでしょ!

一面のコスモスにわたしが「ここは天国ですか?」とウットリしてると夫が
「アレ!FAKEニンゲン‼︎FAKEニンゲン‼︎
と興奮しだした。

リアルなカカシ

けっこう人間いるなあと思っていたほとんどはリアルなカカシ(夫に言わせるとフェイク人間)ということが判明。

やっぱり
正気の沙汰じゃございませんでしょ!

かりそめの家族ごっこ
この人たちも

そのあと寄った三間の道の駅
えらいぎょうさんお客入っとりますなあと思ったら
ほとんどカカシだったよ。

疲れているカカシ
疲れたカカシさんコーナー
カカシの大群と
みんなわたしよりオシャレやしね。

-しめっぽくなってごめん-

いやーさいごまでおもしろい旅だったなー

帰りの運転中ポツポツ雨ふりだしたけど、
「わたしたちもう遊びきったもんね〜!」
わーっはっはっはと高笑い。

ぶじ家に帰ったらますます本降りになった。

こんなに美しくて
こんなにラッキーで
こんなに楽しい思い出ができたのに

こころのどっかがつんつん切ないのは
来年のわたしたちにはもう
秋はめぐってこないってわかってるからかな。
(タイに帰るから)

来年のいまごろは常夏のタイで、
なにか別のおもしろい体験もしながら
このnoteを読み返してるかもね。

しめっぽくなっちまったところで本日のエンディング曲いきます。

スピッツで、コスモス。

ささやく光 浴びて立つ 君を見た秋の日
さびしげな真昼の月と西風に
揺れて咲くコスモス
二度と帰れない

鮮やかなさよなら 永遠のさよなら
追い求めたモチーフはどこ
幻にも会えず それでも探していた
今日までの砂漠

スピッツ コスモス

じゃ!

いいなと思ったら応援しよう!