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Dear My Friend

今日は中学時代からのある友人と電話をして
感じたことを綴ります。

彼女はとても素敵な人だ。
びっくりするくらい頑張り屋で、
それでいて頑張ることに不平不満を漏らさない。
忙しい日常の中でも、友人との関わりを大切にしていたり、毎日を大切に、噛み締めて過ごしていることが伝わってくる。
真面目で現実的な目標を立てる一方で、
ちょっと抜けてるところもあったり、
可愛らしいところもある。
私は、出会った当初も今も彼女が好きだ。
人として尊敬しているし、
なんだか心惹かれてしまうような憧れの存在。

私は中学生の時、彼女とよく長々とメールのやり取りをしていた。
何度か大きな喧嘩もしたし、
彼女の過去のエピソードを打ち明けてもらったりもした。

彼女は大学を卒業した後、突然京都に行って、
その後北海道で就活しちゃうような
行動力のある人だ。

私は時々会って話をするたびにいろんなことを
考えさせられ、
彼女はいつも私に頑張るモチベーションをくれた。

今日、電話をした時に、
彼女は今、私が前に挑戦しようとして
なんとなく諦め保留にしていた資格の勉強をしている
と教えてくれた。

私は少し複雑な気持ちだった。
頭が良くて、努力家の彼女なら
宣言したことを本当に叶えるんじゃないかなと。
応援したいし、すごいなと思う半面、
どうしても、
自分は?
という問いが出てきてしまう。

なんだかいつも中途半端で、
努力を継続することをなんとなく諦めてしまっている自分。
山月記の一節、
"己の珠に非ざることを惧れるが故に、敢て刻苦して磨こうともせず、
また己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々として瓦に伍することも出来なかった"
これを初めてきいたとき、
衝撃が走るほどに、自分を表していると感じた。

努力してダメだったことを恐れて全力で努力ができず、
かといって自分の可能性を信じている気持ちもどこかあって諦めきれない。

もしこのままだったらいつまでも変わらないし、
いつか後悔するかもしれない。

彼女と会ったり、話すのが苦痛になる自分にだけはなりたくない。


笑顔でおめでとうと言えるように、
私も自分の人生を一生懸命に生きるよ。
だから、健康にだけは気をつけて、
あなたらしく頑張ってね。

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