僕は女性も一緒に仕事をする人も飲みに行く人も全部、顔で選ぶ
『ダメだ。顔が悪い』
アメリカの元大統領リンカーンが
大統領になった時、側近から
『この男を大臣にしてほしい』
と言われた時、リンカーンは会うなり
『ダメだ。顔が悪い』そう言ったそうです。
側近が
『顔は生まれつきであって、
その人のせいではないなずです』
そう言うとリンカーンは
『男は四十歳を超えたら自分の顔に
責任を持たなければいけない』
『四十歳を過ぎてそんな
子どものような顔をしている奴はダメだ』
そう言って大臣就任を断った
エピソードは有名な話です。
僕が嫁を見て、
『この人と結婚したい』
そう思った一番の理由は顔です。
全部、顔に出ていたんです。
顔は人間にとって、
最大の情報発信源であり情報の宝庫。
顔はその人の心や人間性や
思考が最も現れやすい場所。
その人が考えていることと
表情筋や目の動きは連動する。
その人の心の状態によって、
目や口や鼻の位置が固まって
それがその人の人相になる。
経営の神様と呼ばれた
稲盛和夫さんは、
その道60年の職人さんを見て、
『男はみんな、年輪が刻まれた
ああいう顔にならないといけない』
そう語っています。
『女の顔は三十歳までは
神様の授けてくれた顔。
四十歳を過ぎたら自分で稼いだ顔』
アメリカの女性実業家
ヘレナ・ルビンシュタイン
さんの言葉です。
三十歳までは生まれ持った
美しさと若さで持つが、
四十歳を過ぎるとどうしても、
その人の内面的なものが顔に出てくる。
それは目つきや仕草や
振る舞いなどにも確実に現れてくる。
どんなに着飾っても、
どんなに化粧をしても、
それを隠すことは絶対に出来ない。
『見た目』は何だかんだ言っても、
やっぱりすごく大事。
その最たるものが『顔』
どん底を味わった経験のある人には
言葉ではなかなか表現出来ない深さがある。
人の痛みを知っているからなんだと思います。
だからこそ、人に対してやさしくなれる。
どん底から這い上がった人には
独特の何とも言えない明るさがある。
何かが吹っ切れたような、
柔らかいふわっとした何とも
言えない空気感が漂う。
起こることに一喜一憂せずに
堂々と淡々としている。
嵐の日の深海の海底のように
なぜかそこだけ穏やでゆったりとした
安心感さえ感じる雰囲気がある。
それがすべて、その人の
顔に現れている。
子どもの頃、母親からよく、
『女性は顔で選んじゃいけないよ』
そう言われていました。
でも、申し訳ない。
僕は女性も一緒に仕事をする人も、
飲みに行く人も全部、顔で選びます。
三十歳までは神様が
授けてくれた顔でなんとか勝負出来ますが、
三十歳を超えたらそうもいかない。
人生はいかに
『いい顔』になっていけるかが
勝負なんじゃないですかね。
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