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勝利目前、ベンチ外の選手を代打で没収試合になり敗戦


高校野球の試合で

勝利目前に代打の子が

四球で出塁したが

登録されていなかった事が判明。

没収試合となりました。

原因は監督のメンバー表への

書きそびれ。

選手達は号泣。

監督は声を詰まらせながら謝罪。

ネットニュースでは大きな話題となり、

記事に対して様々なコメントが

寄せられています。


【監督のミスをどう感じるか?】


当然、ネット上では賛否両論。

選手が可哀そう、

監督も人間だし、ミスもする。

最後は笑顔で!と切り替えた

キャプテンへの称賛など。

本当にいろんなとらえ方が

あるんだなぁと思いました。


で、僕はどう感じたかというと。

単純に

「オイシイ!」


それはそうですよね?

今は悲しいかもしれませんが、

数年たった後を考えると

彼らにとっては

共通の大きな話題となるでしょう。

その時にも同じような

悲しさを感じている人は

少ないのではないでしょうか?

大人になって皆が集まり、

監督含めて、今回の話題を

話ながら、ビールを飲んでいる姿が

目に浮かびます。

全国版のネットニュースに

取り上げられるなんて、

数年たったら

監督に感謝していると思いますよ。


【監督は素晴らしい教育をした】


監督だって、当然、わざとミスした訳じゃない。

でも、人間なのでミスは起こるもの。

40歳を超えた大人が

子ども達に涙ながらに

素直に謝ったところを評価するべき

じゃないでしょうか?

子ども達はそこで

多くの事を学んだと思います。

また、監督への感謝と

尊敬の念がさらに増したのでは

ないでしょうか?

監督さんは素晴らしい教育者であると
思います。

部活は勝つ事を目標に

日々、努力を重ねます。

ただ、目的は勝つ事だけではなく、

そこから、いろんな事を学ぶ事。

普通にそのまま、その試合に

勝った時よりも

はるかに、いろいろと学んだのでは

ないでしょうか?

号泣した後に

集まった保護者らに

「終わりはこうでしたが、

1、2年生をこれからも応援してください」

と語った主将。


だから、君が主将に選ばれたんだよ。


「最後は笑顔で終わろう」と声が上がり

皆で写真におさまった。

涙のあとが残る笑顔。

素晴らしいチームですね。

胸が熱くなりました。









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新里哲也|沖縄プロデューサー
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