冗談が言えるか言えないか、冗談が通じるか通じないかが円滑な人間関係の鍵
ストレスの原因は
『人間関係が9割』『環境の影響が1割』
とも言われているそうです。
世の中にある悩みの
ほとんどの原因は人間関係。
ただ、幸福を生み出す
要因の大半もまた人間関係。
人間関係の潤滑油として、
一番、有効なのは、
ユーモアや気の利いたジョーク
なんだと思っています。
ある力士が記者から
『なぜお相撲さんは頭に
まげをのせているのですか?』
と聞かれた時の返答は
『あれがないとただのデブと
区別が付かないからじゃないですか?』
だったそうです。
泉重千代さんが世界一の長寿になった時、
インタビューで『好みの女性は?』
と聞かれて言ったひと言は
『年上の女』
どちらもユーモアのセンスが
抜群です。頭の良さを感じます。
冗談が言えるか言えないか、
冗談が通じるか通じないかが
円滑な人間関係に大きな
影響を与えているように思います。
あるアメリカの行動科学者によると、
ユーモアはその効果の大きさに対して、
組織の中において高く評価される事が少ない
資源の1つであると語っています。
講演の効果を計測するある実験において、
講演の中でユーモアを交えた人は、
まったくジョークを
使わなかった人よりも、
自信と能力が高いという印象を
相手に与えている事が分かったそうです。
気の利いたジョークが
言える人と会うと、
僕らは無意識にその人を
頭の良い人だと感じる。
リーダーに必要不可欠な
資質の一つはユーモアのセンス
なんだと思っています。
ユーモアのセンスを持つリーダーは、
働く人たちの気持ちを前向きにして、
仕事への満足度、組織への
貢献意欲を向上させる。
緊張を和らげて、精神的安定と
安心感を与えてくれる。
危機的状況でも、
リーダーのたった一言で
空気が変わってしまうこともある。
ユーモアは日常のあらゆる面で
大きなプラスの影響をもたらす事が多い。
ユーモアは、初対面の人に対しても
自分との距離を縮めるための
もっとも有効な手段の一つ。
ユーモアがある人は、
今後、この人と付き合っていきたいと
思われる確率が格段に
高くなることも分かっています。
ユーモアは逆境から自分の身を守る
最強の武器の一つなんだと思います。
そのために必要なのは、
何でも真面目に考えすぎない
冗談を言われても真に受けない。
ユーモアのセンスを磨いて、
気の利いたジョークが言える人、
冗談が通じる人になりたいものです。
日常の中にユーモアがないというのは
エンジンの中に潤滑油である
オイルを入れずに
延々と走っているようなもの。
だんだんとエンジンの調子が
悪くなっていくのは、
当たり前の話ですよね。
人間も同じなんだと思います。
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