見出し画像

優秀なメンターは 「こうしなさい」とは 絶対に言わない


他界したうちの親父には
口癖がありました。

それは『自分で決めろ』です。

今、親の立場になってみると
その言葉がものすごく
深い事に気づきます。

『自分で決めろ』と
言うのって簡単そうで
場合によっては
もの凄く難しかったりする。

もちろん、時には
親が決めることも必要。

でも『自分で決めろ』と
言われると
子どもながらに
『自分は信用されている』
という気持ちになる。

また、当然、
『自分で決めた』わけですから
言い訳が出来ません。

親になって、
『自分で決めろ』という
言葉の重みを感じます。

どんなに失敗しても、大変でも、
『自分で決めている』
という感覚の人が
本当の意味で
『自由人』
なんじゃないかなぁと
思うことがあります。

最近、『自由人』と
会うことが多いので
ふと、親父のことを思い出しました。

いつでも好きなモノが買えるとか
いつでも自由な時間があるとか
そことはまた、別の
大変そうだけど、
どこか楽しそうで
いつも忙しそうな
本当の意味での『自由人』


優秀なメンターは
「こうしなさい」とは
絶対に言わない。
と聞いたことがあります。

本当に優秀な人は
自分が知らないことを知っている人。

「無知の知」

世の中は不確実性であり、
常に変化している。
人や場面によって的確な答えは
変わることを知っている人。
人の考え方を受け入れることが出来る人。

『お前と俺は年齢も生きた時代も違う。
 考え方が違って理解できないのが当たり前』

いつも、そう言っていた
親父は僕にとって
『優秀なメンター』
だったのかもしれない。
そう思うようになりました。

あらためて、
その存在の大きさを感じ
『感謝の気持ち』に
胸がつつまれています。

いいなと思ったら応援しよう!

新里哲也|沖縄プロデューサー
サポートして頂くと飛び上がって喜びます。 さらにお役に立てるような記事を書くための 活動費として活用させて頂きます。