『弱み』を一瞬で『強み』に変える方法の一つは『言い換える』

『弱み』を一瞬で
『強み』に変える方法の一つは
『言い換える』なんだと思います。

『優柔不断な人』と言われると、
ネガティブな印象を持って
しまうことが多いですが、
『モノゴトを慎重に考えられる人』
とも言えます。

『優柔』には『柔らかい』
という意味があるので、
『モノゴトを見る角度や
思考に柔軟性があるという事でもある。
『不断』には絶え間ないこと
という意味合いがあるので、
継続することが出来るということ。

『神経質な人』は
『よく気がつく人』
言い換えることが出来る。

『心配性な人』は
『注意深くて慎重な人』
と言い換えることが出来る。

『弱み』と『強み』は
表裏一体のようなもの。

弱みも強みも見る角度や
シチュエーションによって、
弱みになったり、強みになったりする。
固定的な『弱み』や『強み』は
存在しない。

たいていの場合、
言い換えてみることで、
自分の弱みを強みに
変えることができます。

『環境に流されやすい人』は
『適応能力が高い人』でもある。

『弱み』を一瞬で
『強み』に変える別の方法は
あえて、
『自分の弱みを自信満々に語る』
とか
『笑いに変えてしまう』
なんじゃないかと思います。

数年前、相模鉄道という小さな鉄道会社が
新卒採用に苦戦していたそうです。
実績や規模の大きさでは
大手の鉄道会社には
とうてい太刀打ちできない。

そんな時に自分たちにしか
絶対に語れない強みがある事に
気づいたそうです。

それは、大手私鉄16社の中で、
一番、規模が小さい会社であるということ。
『一番小さい』は、
一見デメリットのように感じますが、
『一番小さい』は、他のどの会社も
絶対に語ることが出来ない。

相模鉄道さんはそれを武器に
新卒採用の募集を開始。

規模のナンバーワンを目指すのではなくて、
学生にとってのオンリーワン、
ナンバーワンを目指す。
一番小さいからこそできることがある。
それを採用活動の軸にした。
ポスターにはこんな文章が
書かれていました。

『Small is Big！小さいから密着できる。
小さいから結束できる。
小さいから集中できる。
小さいから成長できる。
小さいから可能性が大きい。
私たち相模鉄道は大手私鉄
16社の中で最も小さな会社です。
でも、だからこそ、
できることがたくさんある。
そう信じています。 どこよりも、
地域に根ざしたビジネスを。
どこよりも、社員同士の絆が
強いチームづくりを。 どこよりも、
専門特化した技術とサービスの研鑽を。
どこよりも、少数精鋭、
一人ひとりが主役の会社へ。
創立から100年。次の100年に向けて、
これまでにない新事業、さらなる
サービスの向上に私たちは挑戦し続けます。
さあ、次の時代の鉄道ビジネスへ。
次の時代の地域密着へ。
新しい相模鉄道を一緒につくりませんか。
小さな鉄道、大きな可能性。相模鉄道株式会社』

思わず申し込んで
しまいそうになります笑
採用とはまったく関係のない人も
この文章を読むと一瞬で
相模鉄道の事を好きに
なってしまいますし、
強く印象に残ります。

『Small is Big！』
弱みは見る角度を変えたり、
言い換えることによって
一瞬で強みに変わってしまう。

『弱みを一瞬で強みに変える』
これからの時代、ぜひとも、
持っておきたい能力の一つですね。

⇒
昨日、セミナーに参加してくれた皆様、
誠にありがとうございました。
参加者の方々のお話から
いろいろと学ぶ事が出来ました。