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何か大きなものを手に入れると必ずそれと同等の大きな何かを失う。何かを失うと必ず何かを手に入れる

スティーブジョブズは30歳の時に
自分が創業したアップルから
追放されてしまいます。

ただ、ジョブズはその時の事を
あとあと、思い返した時に、
クビになった事は、
人生最良の出来事だったことに
気づいたと語っています。

アップルでの成功がいつの間にか、
いろんな重みになって、
彼の自由な思考を
生み出しにくくなっていた。
それがクビになった事で一気に軽くなった。
そのおかげで、人生で
最もクリエイティブな
時間を手に入れる事が出来た。
そう語っています。

実際にジョブズはアップルを
クビになったあとピクサーを創業し、
世界初のコンピュータアニメ映画を制作。
それが『トイ・ストーリー』です。
そして、苦境のアップルに復帰。
その後の彼の快進撃は
誰もが知るところです。

2018年成人式当日、
振袖を着て成人式に
出席する予定だった
新成人が振袖の着付けを
予約していた業者が、
会場に現れなかったという
事件が起きました。
成人式に振袖を着られない新成人や
結局、成人式に
出席できなかった人たちが続出。
『はれのひ』事件です。

可哀そうな新成人として、
報道されていました。

ところが、被害者の方を
元気づけようと同業者や
お笑いタレント、雑誌社などが
次々に成人式を企画。
また、ある人気ファッション雑誌は、
成人式で振袖を着られなかった
新成人を対象に着付けや写真撮影を
無償で提供するイベントを開催。

被害にあった可哀そうな
新成人たちは一転、
一生忘れれない、誰もが
羨むような成人式を迎える事になって、
日本一幸せな新成人となりました。

『禍を転じて福となす』

なぜかチャンスはいつも、
ピンチの顔してやってくる。
ピンチはなぜかチャンスの顔して
やってくる事が多い。

あくまで個人的な感覚です。

『人生は近くで見ると悲劇だが、
 遠くから見れば喜劇だ』

「世界の三大喜劇王」のひとり、
チャーリー・チャップリンの言葉です。

目の前にあるピンチは実は
チャンスかも知れないし、
チャンスは本当はピンチ
なのかも知れない。

その時だけで判断するのは
難しいですね。

何か大きなものを手に入れると
必ずそれと同等のものを失う。
逆に何か大きなものを失うと
それと同じくらい大きなものを手に入れる。

何かを失った時、自分はその時に
何を手に入れる事が出来たのか、
何かを手に入れた時に、
自分はそれによって、いったい、
何を失ってしまったのか。
常に深く考えるようにしています。

あなたのそのピンチ、
本当はチャンスなのかも知れませんよ。

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新里哲也|沖縄プロデューサー
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