『空気』を読む 『空気』を知る 『空気』をつくる。『空気』のチカラは絶大
「お客さんは、
うちの“空気”を食いにきてるんだよ」
ボトルキープが3000人いる、
伝説のバーのマスターの言葉です。
僕も良くいくバーや居酒屋が
ありますが、
『空気』に惹かれているのかも。
と最近、思うようになりました。
あらためて実感しているのですが、
この『空気』って本当に大事だなって思います。
『空気』を読む。
『空気』を知る。
『空気』をつくる。
【『空気』を読む 】
企画などを成功させる人も
この『空気』を良く分かっていて
今は自分が表に出るべきか
別の人を表に出すべきかを
熟知している。
『気をつかう、相手に合わせる』
とも何か違う。
空気を的確に読むことが出来る人は
やはりスムーズに『コト』を
進めているように感じます。
【『空気』を知る】
単純な話、
ハワイの事にめちゃくちゃ詳しい人より、
ハワイに実際に行った人の
話が聞きたい。
その違いは何か?
『空気』を知っているかどうか。
最近はオンライン化が
進んでそれが当たり前になったので
始めて会ったかどうかも
分からない事ってないですか?
『実際、お会いするの始めてでしたっけ?』
と何度か言った事があるし、
言われた事もある。
どんなにオンラインでお会いしても
実際に会うとやっぱり
『空気』が違っていたりする。
世界的企業の
『HONDA』の創業者、本田宗一郎さん。
職人気質で凄く厳しい方で
仕事中、工具も平気で投げてくる
くらい気性があらかった事で
知られています。
僕はその事を本を読んで知りました。
僕の友人にその事を話しました。
その方は昔、
HONDAのテストドライバーをしていて、
本田宗一郎さんに実際、
何度もお会いしているとの事。
その人がこう言っていました。
『本当、そうですよ』
『近くにいるだけで凄い緊張感がありました』
事実は僕も知っている。
でも『空気』は知らない。
僕はもう一生、その『空気』を
知る事は出来ない。
【『空気』をつくる】
先日、世界的なスポーツイベントの
ディスカッション会議に
参加したのですが、
本当に素晴らしい会議だったんです。
否定的な意見は一切なく、
参加者全員が前向きで
具体的なな意見を
どんどん出してくれました。
他の人の意見を否定する人は
誰もいない。
主催者の方と参加者の方々が
その『空気』をつくりあげ
発言しやすい雰囲気が出来上がったと
思います。
目に見えないし
数値化出来ない『空気』ですが
どんなに時代が変わっても
その重要性の高さが変わる事は
ないでしょう。
2012年に開催された
ロンドン・オリンピックの
サッカー女子決勝で
なでしこジャパンが
アメリカと対戦した際、
日本がずっと有利に試合を
進めている中、
途中、歴代最多得点記録保持者で
2012年の世界年間最優秀女子選手にも
選ばれている
アメリカ女子代表FWの
アビー・ワンバック選手が
試合に登場した瞬間、会場が
いような空気に包まれました。
結局、空気に飲み込まれて
しまった日本は逆転負け。
ワンバック選手の登場は
アメリカチームの士気を上げ、
日本チームに脅威を与えた。
その試合で
『空気』の凄さ、恐ろしさを
目の当たりにしました。
やっぱり『空気』のチカラは絶大です。
会った瞬間、『空気』が違う人って
やっぱりいますよね。
そんな『空気』を
まとえるようになりたいものです。
最後までお読みになって頂き
ありがとうございます。
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