地域範囲でのご当地マグネット分類2/2
A.国
B.都市(県/州)
C.名所/施設
D.特産品/民俗風習
E.ゆかりの人物
ひとつ前の記事で、A.国と、B.都市を対象範囲にしたご当地マグネットを紹介しました。
この記事では引き続き、
C.名所/施設
D.特産品/民俗風習
E.ゆかりの人物
について順に紹介していきます。
ご当地マグネットC.名所/施設
およそ5cm×7cmのスペースに、これでもかと観光資源を詰め込んだマグネットも見ていて飽きませんが、ここでは単一の建物や切り取った情景を描いたタイプを取り上げます。そのままなので多くの説明は不要かもしれません。
城はご当地マグネット化される典型的な建造物。神社仏閣も同様。これは名古屋城のものと姫路城のものです。城はてんこ盛りデザインの中の1アイテムになるより、それだけでマグネットになっているものが多い。存在感・迫力があるということでしょうか。(形として収まりがいいからって理由、その地域で唯一の観光資源だからって理由などもあるかも。)
なおどちらも桜が描かれていますが、無理やりデザインにねじ込んだわけではなく、そもそも各城の周りにはソメイヨシノが植栽されていて、この構図の風景が実在します。
メルボルンのトラムは、動くので「名所」ではありませんが、ご当地でしか見られない名物ではありますね。
なお、ハウステンボスのように、観光施設で公式にオリジナルマグネットを販売しているところは多いのですが、ポリレジン製で立体的なタイプとは限らず、その数は限られます。以下は施設公式グッズとしてのマグネット例。
施設によって、ポリレジンマグネットを(発注→)販売しているかどうかは、もはや訪れて売店にあるかどうかの運です。無くても楽しめる場所ではありますが。公式サイトのオンライン販売でラインナップされてることもあります。
ご当地マグネットD.特産品/民俗風習
その地域(ご当地)でしか拝めないわけではなく、買って帰ったり、なんならネットで買える特産品や、あるいはフワっとその地域が有名になっている民俗や風習が、マグネット化されるケースもあります。
無形文化財、的な。
ご当地マグネットE.ゆかりの人物
説明はいらないと思いますので、いくつか挙げていきます。
材質はアクリル。ペリーは浦賀?横浜?って気もしますが、条約を締結した下田でフィーチャーされています。
実在の人物ではありませんが、寅さんは明らかに東京の葛飾柴又のご当地ヒーロー。木製。
戦国武将がモチーフになっているマグネットはいくつかあります。豊臣秀吉はどこがご当地か絞りにくいですが、このマグネット自体は、三英傑が順に支配した愛知県犬山城で入手。信長、家康もセット。
人物…がモチーフではなりませんが、徳川家康の兜と家紋のマグネット。家康はこの「大黒頭巾形兜」が、五月人形のモチーフなどで広く知られていますが、最近は大河ドラマ「どうする家康」の影響で、金陀美具足の兜(ヘルメットのような形)も有名になりました。
この兜シリーズはほかに織田信長、武田信玄、直江兼続版もあって、ご当地かといわれると微妙で、日本マグネットと言えるかもしれません。
織田信長です。こちらは同タイプの岐阜城マグネットと並んで、金華山で売られていたもの。れっきとしたご当地マグネットです。
以上2つの記事にまたがり、”ご当地の範囲”で分類したマグネットの紹介をしてきました。これはあくまで一つの切り口なので、おいおい別のくくりでもまとめてみたいと考えています。