山行記録4ー三ツ峠山ー
12月になって吉田のうどんという食べ物を知って以来、その存在に頭が離れませんでした。極太・コシ強の麺に刻んだキャベツと甘辛い馬肉の組み合わせは、とても個性的であり、無性に食べに行きたいと思いに駆られていました。そう言えば山にも登ってないなと思い、三ツ峠山へ登ることを企画することにしました。そうした話をしたところ、山岳会の5名も参加することになり、賑やかな山行になりました。
今回のルートは西桂町の達磨石から入り、河口湖側の三ツ峠登山口に下山するルートをとりました。全長が約6kmで900mの標高差がある、まあまあのボリュームです。風や気温などの天候が心配でしたが、どちらも穏やかで快適な登山日和でした。冬の森は地面まで陽光が届くからとても明るく、歩いていて気分が良いものです。
富士山を常に見ながら登山道を歩き、屏風岩直下を通過すると、山頂直前の山小屋に到着します。小休息のち、三ツ峠山の山頂に到着しました。そこからの景色はとても良いもので、八ヶ岳連峰に雲がかかっていたのを除き、富士山の他に奥秩父の山や南アルプスが良く見えました。とくに、南アルプスが美しかったので、来年の夏に南アルプスのどこかを登ろうと誓ったほどでした。
三ツ峠山の山頂は、とても風が強かったため、登頂したら直ぐに近くの山小屋まで避難しました。そこのベンチでまた休憩をとって、河口湖側へ進みます。下山道は山の北面を通るルートであり、常に日影であるため今まで以上に寒いなと思いました。太陽の力は偉大であると思った次第です。下り道を歩いて一時間もしない間に下山口へ到着しました。うーん、物足りない。次の山はがっつり歩きたく感じました。
下山した後に温泉に立ち寄り、道の駅にて本日のメインである吉田のうどんにありつけました。うどんが配膳された後、待ちに待ったというばかりに早速食べました。とても美味しい、ただしとても重たく感じました。それでも、また吉田のうどんのために再訪したいと思えるものでした。
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