Making Room for Everything
ケンウィルバーの新著が、2023年に出版されるかもしれない。
タイトルは、『Making Room for Everything』。門林さんは『すべてのものに居場所を与える』と訳されていた。これは、「インテグラル心理学」の表紙に記されているフレーズのひとつでもある。
「インテグラル心理学」、「インテグラル理論を体感する」の翻訳者でらっしゃる門林奨さんのSNS投稿を拝見し、『INTEGRAL+LIFE』からのメーリングリストを確認したら2022/06/17の早朝に届いていた。
(2022/06/23時点では、Kindle版が半額になっている!)
メールからリンクを辿っていくと、以下のサイトにジャンプすると、ケンウィルバーの動画(36分ほど)が視聴できた。
”Waking Up, Growing Up, Cleaning Up, Opening Up, and Showing Up”のプロセスを、ホロンの世界観で語られていたのが印象的だった。とりわけ、Cleaning UPの文脈におけるシャドウワークが、ウィルバーのwholenessにおいて、どのように作用するのかという描写は、僕の空間のなかで幾つかの糸を織物にしてくれた。
メタ理論であるインテグラル理論は、さらにメタな眺めから観ると1人称的であると言説もあるようだけれど、その境界を超えているような印象を抱いた。(もちろん、動画の全てを厳密に理解しているわけではないけれど…)
この一連の出来事を通して、ホロンに関する自分自身の感覚が豊かになったことは確かなようで、今日はこの感覚と共に過ごしてみようと思う。