【映画レビュー】LA LA LAND

はじめに

記念すべき第一回は、「LA LA LAND」をレビューします。
※ネタバレは極力排除していますが、
　怪しいと思ったら読むのをやめてください。

本作を観たことがない方は、読み終わったらすぐに
動画配信サービスかレンタルショップにて是非、
本作をご覧いただければと思います。

観たことがある方は、共感する部分もそうでない部分も
分かち合えたらなと思います。

そして本レビューは、以下の流れで進んでいきます！
しばしお付き合いをお願いします！

★映画の大まかなあらすじは、YouTubeの予告編をご覧ください。

どんな映画か（ズバリ一文で）
どんな人に見てほしいか
オススメのシーン
何を感じたか
いつ・どこで・誰と観るべきか

どんな映画か

ずばり、
エピローグから結末にかけて、
「人生～！うわ～っ！」と思わず叫んでしまう映画
です。

どんな人に見てほしいか

まず、本作はよくあるミュージカル映画でもなければ
王道のラブストーリー映画でもありません。
なので、
歌って踊って浮世離れしたリズミカルな映画を観たい！
王道の恋愛映画で胸キュンしたい！
という方々にはオススメしません。

では、どんな人に見てほしいか？
ずばり、
最近失恋した人
結婚を考えている人
夢を追いかけている人（夢を探している人）
ひとりが好きな人
生きる元気をほしい人
人生に迷っている人
です。

ここまで幅広い層の人たちに観てほしいと思えるのです。
つまり本作は、
現在の状況や置かれている立場によって、
見方・捉え方が変化する映画だ
ということをお伝えしたいのです。

いま現在この映画を観た数年後、ライフステージが変わったときに
もう一度「LA LA LAND」を観ると、
また違った感想を抱くであろう映画なのです。

少なくとも僕は映画館で観たときと
数年後ブルーレイで観たときで
感想は異なりましたし、
観終わった後の「読観感（読後感的な）」も
かなり違うものがありました。

オススメのシーン

先ず大前提、もちろん歌って踊るシーンはあります。
一応ミュージカル映画なので。

ただ、ひとり歌ったら食堂のおばちゃんおじちゃんも続けて歌って踊って笑顔でシェイクするような、
「おい！ミュージカルってんなぁ！」と感じるシーンはほとんどないと思います。
そんな中で、オススメのシーンは・・・
ぐふぅ・・・一つに絞れない・・・ので、二つ。

ずばり、プロローグとエピローグ　です。

観たらわかります。
プロローグの高揚感と何か始まる期待感。
エピローグの、心臓をぎゅっと掴むようなふたりの表情。
まあとにかく、観てほしいです。
観た人で共感してくれる方、コメントください！笑

もちろん、一コマ目と四コマ目だけではなく、
二コマ目と三コマ目も面白く、中だるみは無いので
ご心配なく。

何を感じたか

これやっぱり、
「人生は選択の連続である」
と、本当に強く感じましたね。
いや、そう感じざるを得ないというか。

みなさんもこれまで、
夢や目標の設定、進学先/就職先の決定、恋人との出会い別れなど
数々の「選択」をしてきたと思います。

時にはその「選択」を振り返って、
「この選択でよかった」
「この選択は違った」
など、その道を進んでいく中で気づかされてきたと思います。

この話でいえば、
その「選択」が正しかったか正しくなかったかなんて
すぐには分からないし、
「正解」と納得できるように自分がしていくしかないと思う、
というのがぼくの持論です。

ただ、進んでいくなかで
「不正解かも」と感じるショック、
そこから「正解」にもっていくエネルギーは
かなりしんどいものがあります。

それを回避、あるいはダメージを軽くするには、
その選択に対して出す「結論」を、
その結論を出す時点で、
どう考えてもこうだよな・・・と
いかに自分で納得できるかが重要なんだと思います。

話が長くなってしまいましたが、
「LA LA LAND」は、
そういった
【人生における選択の重要性】と
【選択を正解に変える力】と
【選ばれなかった道の可能性】を示唆してくれます。

なので、
結婚や夢、恋愛など直近で”選択”するであろう方々に
特に観てほしいのです。

いつ・どこで・誰と観るべきか

これまでのレビューから考えると、

次の日が休みの夜に、
自宅で、
ひとりで、

観ることをオススメします。

精神状態によっては、月曜に仕事始めの夜に観てしまうと
その一週間終わるかもなので。

終わりに

凪のお暇で、主人公　凪の住むアパートの二階に住んでいる
おばあちゃんは
「人生は映画である。監督・脚本・主演ぜんぶ自分だ。」
と言っていますが、
まさにそういうことを考えさせられる映画です。

そしてもちろん、ミュージカル映画として、
オリジナル音楽もかなりクオリティが高く、
観終わってハマった方は、サウンドトラックがヘビロテになると思います。

気になった方はぜひ、「LA LA LAND」観てください。
そして感想を教えてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。