短編小説:ピンサロでサウナで
夜9時。
全裸で見上げた夜空では、強風の影響で雲がせわしなく動いていた。
夜6時に仕事を終えて、パチンコ屋に入った。
朝の行列に並ばずにオフィスで仕事を終えた僕は、堂々と胸を張ってパチンコ屋に入る資格がある。
彼女には、残業があるとメッセージを送った。
最近の禁煙・分煙文化の影響で疑いをもたれることなくパチンコを楽しめる。
4円パチンコエリアは老若男女で溢れかえっている。
僕のおじいちゃんとおばあちゃんは絶対にパチンコ屋に行かないと思うが、しかし世の中にはこんなにパチンコを