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イタリアへの休暇旅行 (2/3)
定刻通りに12/28 20:30頃にローマ・フィウミチーノ空港に到着しました。飛行機の搭乗率は20%程度で、こんなに空席の目立つ飛行機に乗ったのは初めてでした。
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これからローマ中心地のテルミニ駅へは、空港から直行のレオナルドエクスプレスに乗車すれば、約30分程で到着します。バスの交通手段もありますが、電車の方が本数が多く空港ターミナルと駅が連結しているので、移動は楽です。
以前は駅の券売機で切符を買うしか方法はありませんでしたが、今は簡単にオンラインでアカウントを作成してから購入することができます。乗車後に車掌が切符の所持を確認しに来るので、スマホで購入した画面を見せるだけで終了します。
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この方法は普段からよく電車を利用するイタリア人しか利用していなかった様子でしたが、そのメリットを挙げてみました。
オンラインで電車の切符を買うメリット
□ 券売機で並ぶ必要無し
□ 券売機でのスリや強盗を回避できる
□ 打刻しなくてよい
ローマ・テルミニ駅周辺の深夜は、ほぼ24時間空いてそうなカフェ・バー、個人商店、レストランは23時頃までで、空港からスムーズに駅前のホテルにまで移動してチェックインすれば、ディナーの時間に間に合います。
翌日は、ローマ・テルミニ駅から友人がいるペルージャという街へ移動することにしました。
当初予定していた14:30発の電車に乗り遅れ、次の15:00発はキャンセルとなり、15:30発の電車に乗車しました。途中で1度乗換を入れて、18:30頃にはペルージャに到着してから、友人とディナーに出掛ける予定でした。
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乗り継ぎ駅であるTerontola駅で17:35に降車して、その6分後にFirenze行きの電車に乗車する予定ですので、乗換時間が6分しかないので到着時間から遅延しないことを願っていました。
ほぼ定刻とおりにその乗り継ぎ駅に到着しましたが、その乗り継ぎ電車が1時間以上の遅延との電光掲示板での表示がありました。
そしてようやく1時間以上経過して18:30頃に乗換電車が到着しました。しかし、乗車して15分ほど経過した時に2駅目のChiusi-Chianciano Terme駅に到着したら、清掃スタッフが入ってきて「ここが終点だ。」と言われ、そんなはずはないと少しパニックになりました。
Terontola駅で、同じホームからほぼ同じ時間に少し早めに到着した電車に乗りましたが、これが間違った行先の電車に乗ったことが分かりました。
清掃スタッフに尋ねると、「Terontolaに行けば、Perugiaに行ける。」と案内されて、再び乗り換え駅に戻る羽目になりました。
そしてTerontola駅にもどったのが19:30頃であり、19:41にペルージャに行ける乗換列車があることが分かっていましたが、この電車も1時間以上到着遅れが発覚して、結局Terontola駅を出発できたのは、21:10頃でした。
トスカーナ州とウンブリア州の州境に位置する田舎の駅で合計2時間待つことになり、ペルージャの駅に到着したのは21:40でした。
レストランは、22:00までしか営業しておらず結局友人にキャンセルしてもらい、ホテルに紹介してもらったPizzeria mediterranea trearchiで友人と夕食を済ませました。
このPizzeriaは宿泊したSangalloホテルから徒歩3分位にありますが、旧市街の中心地に第一号店があり、1998-99年地元プロサッカーチームで活躍した中田英寿選手が通っていたPizzeriaです。
私が留学していた2008年冬にその中田選手がPizzeriaを紹介した本が飾られていました。
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通常であれば、ローマ・テルミニ駅からペルージャの駅までは、乗換時間を含めて、2時間30分~3時間程で到着しますが、通常の倍以上の6時間以上かかってしまいました。
14:30発の電車に乗れなかったことが災いとなった結果でした。
久々にイタリアの電車に乗って実感したこととして、学んだことがあります。
イタリアの電車から学んだこと
□ 情報過少又は最新でない情報、遅延が頻発するイタリアの電車や駅では、積極的に情報を仕入れること
イタリアの電車には行先表示がなく、車内のアナウンスは次の停車駅程度しか放送されません。日本の様にうるさいくらい車内アナウンスや、路線図はなく、自分で情報を取りに行くしかありません。
□ 最低2人に同じ事をたずねて、正しい情報か検証する (以前から心掛けている)
1人だけに尋ねると、自分の質問内容を正しく把握してもらえずに誤った回答となる場合や、そもそも間違った案内である可能性があり、複数の人に同じ質問を投げて同じ回答が得られれば、信頼できる案内と考えてよいと思います。
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