大事にしていること。
お店を経営するにあたり6年間大事にしてきた、大事にしていることがあります。
1、手を抜かない。
Mi Choripanの要は`チョリソー'だと思いますし、一番手間がかかるし難しいです。
ほぼ毎日店内で作ってます。
自家製ってやつです。
未だにどこから仕入れているんですか?とかえ⁈ここで作ってるんですか?って言われますが作ってます。アルゼンチン修行時代に学んだレシピをもとにしています。
自家製って聞くとそれだけで価値になるしなんかかっこいいですが、お店を開く前はネットで仕入れれるところを必死に探してました(楽しようとしてました笑)。でもなかったから作ることにしました。
かっこよさげに聞こえますが、作ってみてまあ大変で手間がかかることを知りました。
チョリソー(ソーセージ)って本当にデリケートで季節によって出来方が違うんです。
朝早く行ったり、逆に夜遅くまで残ったりと本当に手間と時間がかかります。
作ってから食べられるまで最低でも4日。面倒だなと思うときもあります。そりゃああります。
でも手は抜けません。
それが美味しいもの、感動あるものを作ることだと思うんです。
2、パイオニアであること。
お店を始めたときは'チョリパン'を知ってるが皆無というほど知られてなかったです。
南米の方や行って食べたことがある方ぐらいで、全人口の0.001%くらいでしょうか。
そこにうちが出来て、食べに来てくれる。
相当責任感じます。
アルゼンチン自体も日本で馴染みないのに、食べてみて美味しくなかったらアルゼンチンのイメージが悪くなってしまう。
そこまで考えなくてもと思われますが、僕は責任感じるし、逆にうちのチョリパンからアルゼンチンに興味がわいて実際に行くまでになってもらいたいんです。
ある日系アルゼンチンの方に、作ってくれてありがとう!って言われました。
自分のために出したのに感謝してくれる。
使命感でます。
それでもずっとお店にいると勘違いして忙しいときなんか雑になってしまうこともあります。今一度来てくれることに感謝して営業していきます。
3、ブレずに続けること。
誰も知らないところから始めたので最初は本当に苦労しました(今もですが笑)。
有難いことにメディアのみなさんに目をかけて頂き沢山宣伝はしてもらえたんですが、それでも暇な日は大丈夫かな?今後やっていけるのかな?って不安になることも多々あります。
専門店じゃ厳しいから夜はバーにしたら?って何回も言われました。
実際2.3ヶ月やったこともあります。
一時的に売り上げは上がりました。
でもお腹いっぱいでチョリパンまでたどり着く方が少ないし、おつまみも適当というか、当時は稼ぎにいってました。
営業していて気持ちよくなかったんです。
だったらやめようと。
時間がかかるかもしれないし、それまでに潰れる可能性があるかもしれないけど、もうブレない!って誓いました。
メンタル力相当鍛えられてます笑。
一貫性をもって1つの方向に進み続ければいつか一気に加速する日が訪れる。
先日読んだ本に励みになる言葉が載ってました。
細かいことを言ったらもっともっとありますが、大体が3つのことのどれかに当てはまる気がします。
今後も大事にしていきます。