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【Airtable】継続時間を格納したいときはこれを使え: Duration field(前半)

日付・時刻系のフィールド型を3つ紹介してまいりました。そして、今回、日付・時刻系のフィールド型として紹介するものは、Duration Field(継続時間、時間の長さ)です!

このDuration Fieldは、どんなときに使えそうでしょうか?

例えば、何かの催し物に関するテーブルがあって、その催し物の「開始時刻」と「終了時刻」を格納しているフィールドあったとしましょう。

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そのとき、「終了時刻」から「開始時刻」を引き算すれば、「継続時間」を格納・表示させるフィールドが作れそうですね!

これらの、「開始時刻」「終了時刻」「継続時間」を表示させるのに最適なフィールド型が、Duration Fieldというわけです。

一体これはどうのように使えるのでしょうか?そのポイントを抑えましょう!

では、いってみよ~😄。

時間(Hours)以下のデータを最適に表示

さて、まずは、Duration Fieldで扱う継続時間の単位は何でしょう?

「特定の日付から、別の日付までの期間とか?😄」

あ、きっとそう思いますよね。「23日間」とか。でも、違うんです。Duration Fieldで扱うのは、時間(Hours)以下の単位なんです。

具体的には、「時」「分」「秒」「ミリ秒」という単位でデータを保存してくれます。(なお、日、週、年の継続期間を扱いたいときは、Number Fieldを使います。)

ちょっと予想と違いましたか?確かにね。

Hours以下のデータって、けっこう独特です。「分」「秒」は60進数ですし、表示は「: (コロン)」と、ピリオドが混在していたりとか。このため、専用のフィールド型が準備してある、ということだと推測します。

表示形式(Formatting)は、5パターン

では、「時」「分」「秒」「ミリ秒」という単位をどう表示させましょうかね?表示形式は、5つありますよ~。

  • h:mm - 時間と分です。

  • h:mm:ss - 時間と分と秒です。

  • h:mm:ss.s - 時間と分と秒と10分の1秒です。

  • h:mm:ss.ss - 時間と分と秒と100分の1秒です。

  • h:mm:ss.sss - 時間と分と秒と1000分の1秒です

後半3つは、1秒未満も管理します。動画や音声の長さなどを管理するときに使うのでしょうか?

入力に一瞬とまどう?

続いて、実際にDuration Fieldを追加しましょう。Duration Fieldで選べるオプションは多くありません。上で示したフォーマットくらいです。「時」「分」「秒」を選んでみます。

では、入力してみますか!

あれ、形式は「h:mm:ss」を選んだのですが、プレースホルダー(仮に表示される数字や文字列)として「m:ss」と表示されました。なんで?

まあ、プレースホルダーが、どう表示されようが、きちんと「h:mm:ss」の形式で入力すれば問題ありません。

これだけだと、つまらないので、少し、、、遊びますか!セミコロン「;」を入力したらどうなりますかね。。。あ、怒られました。「数字を入力せいや」と。すみません。

じゃあ、日本語が混ざっていたら?

スルーされた模様です😂。エラーもなく、単に「4」の部分だけ入力値として扱われました。エラーがないのも切ないな!

はい、本日は以上でございます。次回は、Formulaを使って、継続時間を計算してみましょう!

まとめ

  • 時間の表示にDuration Fieldを使う。

  • Duration Fieldは、日、週、年の表示には使用しない。

  • 表示単位は、「時」「分」「秒」「ミリ秒」。

  • 表示形式は5パターン

  • 入力するときは、指定した表示形式に沿って丁寧に入力すればOK

では、ビーダゼーン!

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