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【Airtable】継続時間を格納したいときはこれを使え: Duration field(前半)
日付・時刻系のフィールド型を3つ紹介してまいりました。そして、今回、日付・時刻系のフィールド型として紹介するものは、Duration Field(継続時間、時間の長さ)です!
このDuration Fieldは、どんなときに使えそうでしょうか?
例えば、何かの催し物に関するテーブルがあって、その催し物の「開始時刻」と「終了時刻」を格納しているフィールドあったとしましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1647547803236-i9osHRFTvG.png)
そのとき、「終了時刻」から「開始時刻」を引き算すれば、「継続時間」を格納・表示させるフィールドが作れそうですね!
これらの、「開始時刻」「終了時刻」「継続時間」を表示させるのに最適なフィールド型が、Duration Fieldというわけです。
一体これはどうのように使えるのでしょうか?そのポイントを抑えましょう!
では、いってみよ~😄。
時間(Hours)以下のデータを最適に表示
さて、まずは、Duration Fieldで扱う継続時間の単位は何でしょう?
「特定の日付から、別の日付までの期間とか?😄」
あ、きっとそう思いますよね。「23日間」とか。でも、違うんです。Duration Fieldで扱うのは、時間(Hours)以下の単位なんです。
具体的には、「時」「分」「秒」「ミリ秒」という単位でデータを保存してくれます。(なお、日、週、年の継続期間を扱いたいときは、Number Fieldを使います。)
ちょっと予想と違いましたか?確かにね。
Hours以下のデータって、けっこう独特です。「分」「秒」は60進数ですし、表示は「: (コロン)」と、ピリオドが混在していたりとか。このため、専用のフィールド型が準備してある、ということだと推測します。
表示形式(Formatting)は、5パターン
では、「時」「分」「秒」「ミリ秒」という単位をどう表示させましょうかね?表示形式は、5つありますよ~。
h:mm - 時間と分です。
h:mm:ss - 時間と分と秒です。
h:mm:ss.s - 時間と分と秒と10分の1秒です。
h:mm:ss.ss - 時間と分と秒と100分の1秒です。
h:mm:ss.sss - 時間と分と秒と1000分の1秒です
後半3つは、1秒未満も管理します。動画や音声の長さなどを管理するときに使うのでしょうか?
入力に一瞬とまどう?
続いて、実際にDuration Fieldを追加しましょう。Duration Fieldで選べるオプションは多くありません。上で示したフォーマットくらいです。「時」「分」「秒」を選んでみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1647549802608-xxCmF6n7Hi.png)
では、入力してみますか!
![](https://assets.st-note.com/img/1647550055433-hBHIZZPyU7.png)
あれ、形式は「h:mm:ss」を選んだのですが、プレースホルダー(仮に表示される数字や文字列)として「m:ss」と表示されました。なんで?
まあ、プレースホルダーが、どう表示されようが、きちんと「h:mm:ss」の形式で入力すれば問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1647550311420-vFaGXLOoP4.png)
これだけだと、つまらないので、少し、、、遊びますか!セミコロン「;」を入力したらどうなりますかね。。。あ、怒られました。「数字を入力せいや」と。すみません。
![](https://assets.st-note.com/img/1647550277296-NZdqw5AWwh.png)
じゃあ、日本語が混ざっていたら?
![](https://assets.st-note.com/img/1647550491532-h32jtZJiHn.png)
スルーされた模様です😂。エラーもなく、単に「4」の部分だけ入力値として扱われました。エラーがないのも切ないな!
![](https://assets.st-note.com/img/1647550509546-522UNYfZxU.png)
はい、本日は以上でございます。次回は、Formulaを使って、継続時間を計算してみましょう!
まとめ
時間の表示にDuration Fieldを使う。
Duration Fieldは、日、週、年の表示には使用しない。
表示単位は、「時」「分」「秒」「ミリ秒」。
表示形式は5パターン
入力するときは、指定した表示形式に沿って丁寧に入力すればOK
では、ビーダゼーン!
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