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【Airtable】 ”最後に残った”プラットフォームの勝者になるか?(1)【ノーコード・ツール】

Airtableは、ビジネスアプリの基盤を提供する「プラットフォーマー」になる。

こんにちは!前回記事では、Airtableが「1兆円超」の価値を持つ会社であることをお話ししました。

今回は、Airtableに熱い視線を注いでいる投資家は、Airtableをどう評価しているのか、というお話です。桁外れの調達金額には、必ず理由があるはですよね。気になるな~。ね!?では、続きをお読みください!

「残された」プラットフォーム

上の問いの答えは、TechCrunchの記事に掲載されているGreenoaks Capital社(投資会社)の partnerであるNeil Mehtaさんの言葉に集約されています。

「Airtable は、現在手作業で行われているか、硬直したサードパーティ製ソフトウェアでは構造的に十分なサービスを受けられない、あらゆるオーダーメイドのカスタムユースのための「残存」ソフトウェアプラットフォームとなる大きなチャンスを追い求めていると、私たちは考えています。

Airtable は、強力なビジネスアプリケーションに組み入れることができる基本的なソフトウェアプリミティブをビジネスユーザーに提供することで、ユーザーの日常的なワークフローの中心となっていますが、同時に、チケット販売、コンテンツ管理、CRM などの非常に複雑なエンタープライズユースをサポートするために十分な拡張性とスケーラビリティを備えています。
(「Airtable is now valued at $5.77B with a fresh $270 million in Series E funding」より引用。Deeplで仮訳)

はい、何言ってるんでしょうね😅。イメージ湧きにくいな!

もうちょっと、前半と後半に分解して考えましょう。今日は前半のみ!なお、多分に私の勝手な解釈が含まれていますのでご容赦ください。

現在のビジネスアプリに不満

現在手作業で行われているか、硬直したサードパーティ製ソフトウェアでは構造的に十分なサービスを受けられない(業務やサービス)」から見ますか。

皆さん、お仕事で書類にハンコをまだ使っていますか?ええ、そういう「手作業の仕事」がまだ駆逐されていないですよね、多くの場合。。。つらいな~💦。

あるいは、10年前くらいに導入したERP(統合基幹業務システム)を使っていたりするでしょうか。自社サーバを使っているから運用が重荷になっていて、しかも現在のビジネスからシステム仕様が完全に乖離してしまって効率が悪いことこの上ない、、、なんてことありますね。もしかして読者様もですか?

このように電子化が進まず手作業していたり、使い勝手が悪くなってしまった既存のパッケージソフトを使っていて苦しんでいるビジネスがある、といことでしょうね。

プラットフォームになるチャンスだ

では、後半のセリフ、「(Airtableは、)あらゆるオーダーメイドのカスタムユースのための「残存」ソフトウェアプラットフォームとなる大きなチャンスを追い求めている」に行きますか。

上のような最適化されていないビジネスでは、よくカスタマイズ(利用者の要件にぴったり合わせて最適に調整)されたビジネスアプリを利用したいですよね。

そのための、「プラットフォーム」にAirtableはなれるんじゃないか~ということなんです。

「プラットフォーマー」と呼ばれる企業は、GAFAMなどすでに限られています。もはや、プラットフォーマーになる事業の余地(パイ)なんてなさそうですよね?

しかし!まだ残存されているパイ(ビジネスアプリのプラットフォーム)Airtableが奪いに行っている、ということですな。

なんだか、Airtableが何を求めているのか見えてきたがしますよ~。

続きはまた明日。

では、ビーダゼーン!

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