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【Airtable】条件付き個数関数:存在しないなら、工夫で何とか出来る

本日は、前回の個数関数(COUNTA関数)に続いて、Airtableで再び個数を数える関数を使ってみます。ただし、、、今度は条件付きでございます。

しかし、残念なことに悲報を先にお伝えしたいと思います。Airtableには、「条件付きの個数関数」がありません😭。

重要度が低いとみなされたのか、他に代替方法があるとみなされたのかは分かりません。でも、条件付き個数関数は、単独の機能としてサポートされてないのです。では、どうやって同じことを実現するのでしょうか?

気になりますか?じゃあ、続きを見てくださいね~😆。

Excelの場合

例によって、Excelの例を先に眺めることにします。Excelで、条件付けながら、個数をカウントするには、どうしますか?

そう、「COUNTIF関数」を使うんですね。式は次のとおりです。

=COUNTIF(セルの範囲, "条件")

ふむ。シンプルですね。実際に使ってみましょう。下の画像は、指定範囲の特定の「文字列」を完全一致でカウントした場合です。「東京都」だけカウントしたので、1と表示されました。

数値を条件にしても、カウントできます。指定範囲の「80より大きい」数値をカウントしました。90と120が該当しますから、「2」と値が返りました。

スプレッドシートを集計用に使うような方には、必須の関数と言っていいでしょうね。使っている方も多いのではないでしょうか。

この関数が、Airtableではサポートされていないんですね。じゃあ、どうするかは次のセクションで!

Airtableの場合

では、Airtableで上記のExcelの例と似たようなことをやります。条件付き個数関数が単独で存在しないので、サポートされている機能を使って2段階で対応します!😄

例として、各生徒の平均点を評価して、「80点以上の人」を集計したいとします。

まず、IF関数を使って、平均点が80点以上の人にフラグを立てます(ここでは、「1」をセットするようにします)。

Formulaフィールドに入れた式は、次の通りです。真のときは、1が戻り、偽のときは、何も起こりません

80点以上のレコードをフラグを立てられたので、その数をカウントします。使うのは、グループのSummary barまたは、画面したの集計バーを使います。集計の基準は、FilledまたはSumを使用します。

これで、一応、なんとか、、、、条件付きで個数を集計をすることができましたね。。。なんとか。。。

はい、本日は以上となります。ちょっと、周りくどい気がしました。上で紹介した方法より、ベターな方法をご存じでしたら教えてください!😅

COUNTIFに当たるものをAirtableでも実装してくれたらいいですね。実装が意外と難しいのでしょうか?重要でないと考えているのか?分かりませんけど。

では、ビーダゼーン!

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