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「〇〇ジャッキング」という名の攻撃3選

サイバー攻撃の種類は、数多く存在して名前を覚えきれません。そして、日々増え続けています(汗)。

サイバー攻撃には名前がつけられますが、なかには「〇〇ジャッキング」と名前に「ジャッキング」がつく攻撃があります。今回は、「ジャッキング」がつく攻撃を3つ取り上げます~。果たして何でしょうね…。

皆さまの予想はあたるでしょうか!

では、行ってみましょう!

そもそも「ジャッキング」って何ですか?

その3つの攻撃をご紹介する前に、ジャッキング(Jacking)の意味が気になりませんか?

Jackは、動詞として働くことがあり、ずばり「盗む」という意味です。う~ん、盗むと言えば、stealやrobあたりを思い浮かべる人が多いと思いますが、こんな単語もあるんですね。

そういえば、Hijackは、飛んでいる飛行機を「盗む」ことですものね。

「〇〇ジャッキング」3選

どうやら共通して何かを「盗む」攻撃であることが分かったところで、ジャッキングが名前に着く攻撃を3つ紹介しましょう!

1.クリックジャッキング(Click Jacking)

この攻撃は、文字どおり「クリックを盗む」攻撃です。でも、クリックって盗めるものなんですかね?実は、できるんです。

ユーザをだまして、ブラウザ上でユーザが意図していないものをクリックさせる行為です。結果として、機密が漏洩するなどの被害が起こります。

仕組みとしては、ウェブページの上に、「透明なウェブページ」を重ねて表示させます。ユーザは、表示させれているボタンを押したつもりが、「透明なウェブページ」の方のボタンを押してしまいます。すると、意図しない処理が走るというわけです。

サーバ側の対策の一つは、HTTPヘッダーのX-Frame-Optionsを指定することです。まさにこのヘッダーは、クリックジャッキングを防ぐためにあります。

2.クリプトジャッキング(Cryptjacking)

この攻撃は、Crypt(仮想通貨)を盗むもの…と言いたいところですが、仮想通貨そのものを盗むのではありません。

実は、「マイニング」という計算処理の資源を盗みます。マイニングは、仮想通貨の取引の承認に必要な計算処理を行って、報酬として仮想通貨を得る活動です。

クリプトジャッキングでは、標的にマルウェアを感染させて、マイニング行為を勝手にさせる行為です。電力を勝手に使われた挙句、コンピュータの実行速度が下がります。

3.ブルージャッキング(BlueJacking)

まだあるの?と思いきやまだあります!ブルージャッキングは、Bluetoothを使っているデバイスに対して、勝手にデータ(迷惑なメッセージなど)を送り付ける行為です。Bluetooth版の「スパム」ですね。

これを聞くと、Bluetoothを通じて盗んでないじゃないか?と感じます。そのとおりです。押し付けるのです。名前が紛らわしいのよ。

個人でできる対策としては、スマホのセキュリティ設定を工夫することです。使わないならBluetoothはOFFにした方がいいです。


はい、以上、〇〇ジャッキング3選でした!こうやってテーマごとにまとめると面白いですね!

では!




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