【Airtable】スプレッドシートを「再発明」する(1)(ノーコード・ツール)
Airtableの共同創設者であり、現在のCEOであるHowie Liuさん。(最近まで存じ上げませんでした😅。)
彼はいったいどういうきっかけでAirtableを作ろうとしたのでしょうか。何を発見し、それに不満をもち、それらを解決するためのどんな優れたアイディアを形にしたのでしょうか?
今回は、彼がAirtableを創設するに至るまでの経緯を眺めてみましょう。それを通じてAirtableがどんな会社なのか、よりよく理解できるはずです😄。何回の記事にわけます。
では、行ってみましょう!
21才で1回目の企業
Liuさんがプログラミングを学び始めたのは、13歳のときでした。
そして、21才(若いな~)のとき、EtactsというCRM(顧客関係管理システム)を提供する会社を起ち上げます。Emailの連絡先管理ができるシステムだったようです。会社起ち上げ初期で、70万ドルを資金調達しました。
しかし、起業から1年を待たずして、クラウドの巨人「Salseforce」に価格非公表で買収されました(EXITが早すぎる😆)。
1年間ほど、Salseforceでプロダクトマネージャーを務めた後、同社を去りました。次のアイディアを実現するためです。
ほとんどのスプレッドシートが「無計画で、ゴチャゴチャ」
Salseforceでの1年間は、Liuさんにとって学びが多かったようです。特に価値ある気づきは、「ほとんどのスプレッドシートが無計画に雑然と作られいている」ということでした。
Liuさん曰く、
だそうです(もう、心当たりがあり過ぎますね💦。日付の形式すらバラバラな一覧表とか、日常茶飯事です)。
これをきっかけに、Liuさんは、「スプレッドシートとは何か」を再定義する機会を得ました。しかし、彼は、もっとよいスプレッドシートを作ろうしたのでありませんでした。ユーザーがもっと直感的で使い慣れた方法で使える、まったく新しい製品が作れることに気づきました。
LiuさんとOfstad(Airtableの共同創設者)は、プロトタイプを作成し資金集めを開始しました。結果として、いくつかの投資家から資金を集めることに成功しました。
次回に続きます。
では、ビーダゼーン!
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※主な参照文献は、次の通りです。
How Airtable Became a Unicorn by Reinventing the Spreadsheet
Fortune - 40 under 40