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パソコンから会場に音声を流す3つの道具:ハック!ハイブリッド配信

セミナーや学会のハイブリッド配信、皆さん、楽しくやっていますか?結構、とまどうことって多いですよね。意外に悩むのが、パソコンからの音声出力です。例えば、Zoomで講演会をおこっているとき、リアルの会場にもその音声を流したいことありますね。でもどうやればいいのか悩ましい。

「パソコンから音声を会場に流す?外付けのスピーカーをパソコンにぶっさすかな~。えい、いっそのことパソコン内蔵スピーカーのボリュームMAXにして出力だ!!😆」

確かに場合によってはそれでいけるのかもしれないですね…。でも、それだと会場全体に音声がいきわたるか、怪しいですよ!

パソコンから音声データをPAシステムに入力する

「じゃあ、どないせいと?🤔」

大型の会議場には、だいたいPA(パブリックアドレス)システムがおいてありあすよね。ミキサーなど音声を束ねて出力する機械がラックに収まっているやつです。PAシステムにつながっている音響装置は、会場にくまなく音声が届くように作られていますから、これを使わない手はないです。あ、もちろん管理者の許可をとってくださいね。

ミキサー

「あ、あれをいじるのですか?😭」

いじるというほどじゃないです。音声入力用の穴を見つけて、そこに、音声ケーブルをつなげればいいわけです。

パソコンからPAシステムに音声を入力

RCAの入力端子に音声データを流し込む

「そうか、PAシステムに『INPUT』とか書いてある穴ありますよね。う、なんだこの見慣れない穴は?😅」

だいたい、XLR(プラグ内に3つピンがある)か、RCA(赤と白のプラグ)どちらかでしょうね。今回は、RCAを使うことにしましょう。

RCAインプットの穴の例

「でもでも、パソコンにこんなケーブルの出力端子なんて、ないよ…😭」

確かに、無いです。ないなら、何とかしようじゃないですか~!

アダプタを使うのだ!

パソコンからのデータの入出力で使われるのは、圧倒的にUSB端子ですね。音声データもUSBから出力できます。なら、USBから出力される音声をRCAに載せてPAシステムに入力できれば、いいですよね。

では、アダプタを手に入れましょう!これです。ちょっと画像が分かりにくくてすみません。

パソコンからの音声出力を可能にするグッズ

よく見るとケーブル2つで構成されています。画像右側は、「BUFFALO USBオーディオアダプター BSHSAU105BK」です。


右側のアダプタ

ビジネス本1冊程度の値段で買えますよ。このアダプタを使えば、USBからオーディオ3極ミニプラグに出力できます。

「イヤホンを使うんじゃないから。ミニプラグの穴には、RCAケーブルがささんないです。😭」

突っ込みありがとうございます(プラグだけに🧡)。そうでした。だから、もう一つアダプタが必要なんだな。

ミニプラグとRCAを変換せよ

ミニプラグから出力される音声をRCAに出力せねばなりません。それに必要なのが、ミニプラグ3.5mm(オス) - 2RCA(メス)の変換ケーブルです。

例えば、こんな商品です。こちらは、1000円未満で買えるでしょう。

はい、これにRCAケーブルを組み合わせれば、見事にPAシステムにパソコンから音声入力ができるようになります。そして、パソコンからZoomなどのプレゼン音声を会場に流せるわけです。

「RCAケーブルはどうするの?🤔」

RCAケーブルは、例えば、次のようなもので十分です。相当品は膨大にあります。

これでPCからの音声入力完成だ!

一応、概念図にすると次のとおりです。

「うわ、3つもケーブルを使うんだな~😑」

慣れればなんてことはありません。これで、パソコンからPAシステムに音声入力を入れる問題は、とりあえず解決です。

低費用で実現できますから、まずはお試しあれ!

では、ビーダゼーン!

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