ストレス対策に最強!セルフコンパッション日記の事例紹介
完璧主義だから、中途半端は許されない。うまくいかない自分を責め、周囲の人がどんなに優しい声をかけても、受け入れない。
もっと悪いことに、そんな現実を受け止めきれず、逃避。結局何も残らず、また自己嫌悪に陥るスパイラル。
自分を責めるのはおわり!セルフコンパッションのすすめ。
DaiGoさんが動画で語っているセルフコンパッション。僕が実践し、効果を感じている『セルフコンパッション日記』のを紹介します。
用意するものはスマホとカレンダーアプリ
スマホとカレンダーアプリを用意してください。僕はDaiGoさんにならってGoogleカレンダーを使っています。
あとは、メモ欄に自分の感情を思うがままに書きつづるだけ。
もう1人のやさしい自分が、今の自分に語りかけるように。
僕はもうひと工夫として、『天使のようにやさしく語りかける自分』という仮想的な人物を用意します。天使は、決して責めません。明るい未来を信じ、勇気づけてくれます。
具体的には、こんな感じです。
(天使)おいおい、どうした。何があったの?
(僕)チームでのコミュニケーションがホントにうまくいかない。やるべきことはわかっている。けど、「船頭多くて船山登る」のように、いろんな人が指針を示すと混乱するのでは?また、自分が邪魔をする人だと思われたり、無能な人だと思われているんじゃないだろうか。不安だ。すげー不安だ
(天使)なるほど、やるべきことって何?
(僕)あ、そう。役員の承認を得るための提案をつくる必要があるんだ。その後、具体的にメンバーをアサインし、スタートに向けてダッシュする。それだけだ。
(天使)ほうほう。じゃ、それをやればいいのかな?
(僕)うん。そうだね。それはそうだ。
(天使)不安は何に対する不安なんだい?
(僕)それはね、チームメンバーからどう思われているかの不安だよ。
(天使)何か言われたの?
(僕)いや、言われてはない。自分の行動を自分で評価した結果、ネガティブに思われているんじゃないかと考えてしまっている。
(天使)なるほど。じゃ、事実として自分の行動は改善すべきってことなんだね。
(僕)そう。そうなんだ。
(天使)じゃ、不安に対してやるべきことは見えてきたんじゃないか?結果、それがチームのためにもなる気がするよ。
(僕)たしかに。そうか。ありがとう。自分自信を見つめることができた気がするよ。
『不安はエネルギー』
天使のおかげで、何が不安なのか、具体的に知ることができました。不安の状態を知った先には、解決するための行動を選択できます。不安はエネルギーなんです。
セルフコンパッションは、不安な感情や現実を受け入れ、今、自分にできることを発見するプロセスです。ただの甘やかしと異なるのは『行動を選択する』という点です。
もちろん、ただ感情を書き出すだけでもかなり落ち着けたりしますので、まずは毎日感情を書き出す習慣から始めるのがオススメです。