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雨の長崎へ

 長崎へ。
とあるイベントの撮影を頼まれていたので、2日間かけて撮影することに。
初日は雨だったけれど、結構走り回って濡れながらの撮影を行った。途中小雨になった合間にまとめて撮影し何とか無事終了。風景写真の仕事とは違って人を追いかけ連写が続くけれど、まあこれはこれでいい気分転換となる。
 夜の懇親会にも呼ばれて中華街入り口にある大きな中料理店で30名ほどで食事。僕はあんまりお酒も飲まないし、おしゃべりなわけでもないし、できれば遠慮したかったのだけれど、懇親会の撮影もあるかもしれないということだったので参加することに。もちろん呼んでいただいた事には感謝しているけれど、みなさんは元々お知り合いという中でまったく初対面の僕が入ってくるというのも難しいものですよねお互いに。あんまり味も覚えていない。
 終わってから一緒にお仕事だったライターのサワさんと夜の長崎をちょっとだけ散歩した。雨に濡れて光る路面、そして異国的な街灯がなかなかいいですね。


夜の長崎中華街 

 出島近くに車と路面電車の道路が一緒になっている通りがある。朝ホテルに向かうタクシーの運転手も、ここは電車と車が一緒に走る特別な道路ですよと話していた。路面電車に追いかけられるように走ることもあるのでちょっとこわい。

 僕は今回、車ではなく新幹線で長崎入りしたのだが、長崎の運転はとても面倒なので新幹線にしたのだ。あまりに狭い坂道もそうだし、車と電車が一緒に走る道路なんて地元の人でなければ分からないのではと思う。
 そのタクシー運転手の話によると、今の長崎は福山雅治とさだまさし、そして前川清のおかげで成り立っているとのこと。はっきりいって坂道だらけでとても住みにくいらしい。まあ確かにあの坂道の上で暮らすのはきついかも。
 翌日は坂の上にある巨大な店舗での撮影だったけれど、店長さんの話では長崎では小学校も自転車通学を禁止しているところが多く、この巨大店舗にはそもそも自転車置き場もない。坂の街ならではですね。

                     FUJIFILM X-T5 16-80


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