【なぜインストラクター?】

前回、
「バイリンガル絵本インストラクター養成講座」を
受講したことをお話ししました。

『バイリンガル絵本インストラクターは
小さいお子さんを持つ親御さんに
英語絵本の楽しさをお伝えし、ご家庭で絵本を読む習慣を
つけていただくためにお手伝いさせていただこう
という趣旨で活動しています』
音読協会―バイリンガル絵本インストラクター養成講座

今回はなぜ私が1受講生としてだけでなく
このインストラクター養成講座受講しようと
思ったのかをお話しさせていただきます。

話は5年前に戻ります(そんな戻るんかい!)
絵本を描く仕事をしているので
仕事がら日本語の絵本は数多読んできましたが
こと、娘が生まれてからはさらに多くの絵本を
音読するようになりました。(娘は現在5歳です)

加えて私が一人で読んでいた時と大きく異なったことがありました。

それは、娘が絵本の世界を楽しめるように
まだ幼い娘にいかに
この世界の素晴らしさを伝えようかと
無意識にですがそれなりに工夫をして
読み聞かせてきたことでした。


同時に、同年代のお子さんを持つお母さん方から
・絵本をどう読んで良いかわからない
・絵本を子供が読んでくれない

等々のお悩みや相談を受けるようになりました。
*日本語の絵本です

つど、私なりの回答をして
・聞いてくれたー!
・その読み方いいね!楽しかった!

と反応があったので、
世の中のお母さんは絵本を読んであげたいけれど
戸惑っているのだと実感していました。

それはそうですよね。
私みたいな絵本オタクや絵本が好き!という方は別として
多くの方は子供時代に読んだことがあるくらいで
何十年も絵本を手にとってさえいない方も多いはず。

ましてや初めての子育て
反応があるんだか?ないんだか?
わからない宇宙人みたいな赤子に
どう絵本を読んで良いかわからなくて当然です。

もちろん日本語ですから読むことはできるでしょう。

でも、反応がイマイチなので(実際赤ちゃんなんてそんなものです笑)
意味があるのか不安・・・
自分が楽しくない・・・
から、続かない・・・
読んでもたまに・・・

そんな感じでしょうか。

ちなみに
私は娘が聞いていようがいまいが
読んでいるだけで楽しい(笑)

でも、絵本を読みなれていないお母さんにしてみたら
「自分が楽しんで読む」ということでさえ??で
ハードルが高いのではと思うようになりました。

ましてや英語絵本?!なんてもっての他だと思います。
(英語ができたとしても、絵本となれば別!)


そう、やっぱり
お子さんのなんらかの反応があったり、
なかったとしても、
例えば
この時間は将来の国語力の素地になっているのだとか
絵本にはたくさんの魅力、良いところがあるから
この時間はとても意味のあるものなのだと

思えた方が続けるモチベーションになりますよね。

本心を言うと絵本はメリットを考えて読むものだとは
思いたくなく、親子のコミュニケーションの1つとして、
子供時代の豊かな記憶の1片として
読んでもらいたいという想い
があります。

大げさかもしれませんがそれが将来その子の心の
支えになってくれる日がくると信じているからです
でも、これも最大のメリットと言えばメリットですね!!

そこで、私が読んでいるようなやり方
(といっても多くのお母さんが自然とやっているようなこと
でもあるとは思うのですが・・・
→私の担当編集者さん曰くそんなことはないそうです)
を伝えることで多くのお母さんの

「絵本をもっと読んであげたい!」の
お手伝いをしたいとずっと思っていました。

が、

そんなこんなで早5年(苦笑)
この「バイリンガル絵本インストラクター」の
活動趣旨がまさに

お母さん、お父さんの声で!おうちで!絵本を!

読むことをお手伝いします。
というもので自分の考えとピッタリだったのです。

英語ではありますが、
絵本を読むという点では共通しています。

また、
いわゆる早期英語教育とは違い
母語をとても大切にしている点
にもとても共感しました。

次回は受講の決め手である
音読協会さんの理念について
私が感じたことをもう少し詳しく
お話ししたいと思います。


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