非日常体験へ出航!みなとみらい発 工場夜景クルーズ【神奈川県】
こんにちは、はなぴきです!
寒暖の差が激しい毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
私は最近チートデイが増えすぎて食欲の秋を満喫しております🌰
さて、この記事は仕事記事内でも行くことを告知していました「川崎工場夜景クルーズ」の体験レポートになります!
~まるでSFのような不思議な光の世界へ~
Kawasaki factory night view
私は昔から工業地帯・工場地帯が好きで、煙突からもくもくと昇る煙、配管が張り巡らされ知的でスタイリッシュなフォルム、そしてそれが夜でもきらきらと輝く姿をみるととてもワクワクします。
といいつつも、工場地帯をじっくりみたのは四日市港ポートビル (三重県四日市市)から、四日市コンビナートを眺めたことのみ‥。
”100mの高さから気軽に楽しめるスポット”として確かに珍しかったのですが、もっと近くで感じたい!という思いがずっとありました。
今回、人生初となる工場夜景クルーズに行って参りました!
夜の闇に浮かび上がる工場群はやはりとてもかっこよかったです。
たくさん写真を撮ってきたので、写真も交えつつご紹介していきたいと思います🏭🌙
概要
◎発着場所
横浜 ハンマーヘッド乗り場
→JR京浜東北線「桜木町駅」から徒歩20分
→みなとみらい線「馬車道駅」4番出口から徒歩10分
→みなとみらい線「みなとみらい駅」からも徒歩可
◎料金
大人4,500円、子ども3,000円
◎詳細
・17:10発、19:00発の2回制(90分間)
・各回定員50名、雨天決行、ガイド付き、飲食持ち込み自由。
※17:10発の回は、10月~2月限定。
◎コース
みなとみらい駅からのアクセスも可能!
クルーズの公式HPでは、最寄り駅としてみなとみらい線「馬車道駅」と、JR線「桜木町駅」が紹介されていましたが、私は馬車道駅の1つ手前「みなとみらい駅」から徒歩で向かいました。
みなとみらい駅からでも歩いて10分弱なので、馬車道駅から向かうのとそう変わらない点と、なによりみなとみらいのシンボルともいえる大観覧車をみながら海沿いを歩けるので、みなとみらいらしさをより楽しめるようになっています。
クルーズ船が出るのはハンマーヘッドにある乗り場から。
その前に「新港ふ頭客船ターミナル」内にあるチケット売り場に向かいたいと思います。
ハンマーヘッドの中には、飲食店がたくさん!
1階には「JAPAN RAMEN FOOD HALL」というフードホールがあり、個性豊かなラーメン店(4店舗)が揃っています。250席とゆとりのある空間になっているので、乗船前後にこちらで食事をするのもよさそうです。
私は今回のツアーの申し込みをじゃらんから行いました!
クルーズ船の公式サイトから購入することもできますが、じゃらんで買っても公式と同じ価格で買うことができますし、何よりポイントが付くので旅行サイトのほうがお得かなと思います。
また、席に余裕があれば当日券も買えるようです。
みなとみらいへのデートや立ち寄りついでにも良さそうです◎
私のように事前購入している場合でも、乗船券(紙チケット)を受け取る必要があるので、まずはシーバスのサービスカウンター(1階)に向かいましょう。
実は、ここで悲しいお知らせがありまして・・航路変更を伝えられました笑
船体異常が理由とのこと、払い戻しにも応じると言われましたが、ここまで来てしまっていたのでそのまま了承しました。
事前に電話連絡をくれていれば確実に予定を変えていたので、対応がすこーし残念でした😢
ハンマーヘッドの上には、ホテル「インターコンチネンタル 横浜Pier8」がありますが、ちょうどこのホテルの入口のあたりに乗り場(建物の外)があります。
19:00発の回を申し込んでいて乗船の20分前に着きましたが、すでに長い列が!
私もそのまま並びましたが急がなくても全然大丈夫でした。
というのも人数にあわせて船は2艘でましたし、全員が席に座れるようにしていたので、前の方がいい!窓側がいい!など特に席にこだわりがなければ早くから並んでおく必要はなさそうです👌
列に並んでいた際に撮った写真です。
マリンウォークの光がきれい。こちらにもお買い物や食事ができるお店が沢山あります。
ちなみにシーバスは、移動手段としても利用することができます!
ハンマーヘッドからは①横浜駅東口行と②ピア赤レンガ・山下公園行がありますが、片道500円~700円で行けるので観光の足としても大活躍です!!
出発時間を過ぎたころ、ようやく1隻目が来ました!
黄色をしたSEABASS ZERO。
こちらが2隻目のシーバス5。私はこちらに乗りました!
全面ガラス張りになっていたので、どの席からも景色を楽しめます。
こちらがテラスの様子です!
この日は雨予報で、乗車時刻ごろから小雨が降り始めました。
船内では傘を使えないので、テラスに居たい場合はレインコート必須です。船内にいれば風も雨も受けずに快適ですが、テラスといっても屋根はありましたので、私は雨合羽を着てずっとテラスにいました!
それでは出航です!
手前にはハンマーヘッドの名前の由来となった”ハンマーヘッドクレーン”。
奥にはみなとみらいの夜景がみえます。
この日は大さん橋のあたりに大きなクルーズ船が停留していました。
海上保安庁の船もみえました!
横浜赤レンガ倉庫も!この時はオクトーバーフェストが行われていました。
雲が多かったこともあり、光が雲にも届いていて幻想的です。
船の上は暗い&揺れるので写真撮影がとても難しいです!載せている写真の多くはカメラで撮ったものですが、スマホで撮ったものはぶれるし白けるしで中々上手くいかなかったです笑
①横浜ベイブリッジ
ここからはガイドさんに紹介された場所を1つ1つみていこうと思います!
1つ目のスポット「横浜ベイブリッジ」です!
塔の先端がピンク色にライトアップされているのがわかるでしょうか!
毎20分から30分までと、毎50分から正時までの10分間に限りライトアップされるようになっていて、ガイドさんの案内でちょうど電気が消える瞬間を皆で目撃できた時にはおぉ~と歓声があがりました笑
このベイブリッジの下層部には歩行者専用道路があるのをご存知でしょうか。道路の最も奥にある「スカイラウンジ」では横浜港への理解を深められるような展示があり、海を眺められるようにもなっています。橋を渡りきることは出来ませんが、無料で行ける点もうれしいです。
②首都高速&自動車運搬船(レア)
続いて大黒ふ頭のあたりの首都高速道路が見えてきます。
白い帯が折り重なるような独特の輝きをしています。
こちらはガイドの方も興奮していた自動車運搬船。
新車の自動車や軽トラが、同じ速度・同じ距離感で続々と積み込まれていく様子をみることができました。船が停まっていることはあっても、車が乗り降りしているシーンはなかなか見られないそうです。
③JERA横浜火力発電所
段々と建物がみえてきました。
こちらは「JERA横浜火力発電所」です。
暗いですがシンボルともいえる高さ200mのツインタワーがみえました。
④鶴見つばさ橋
続いてみえてきたのが「鶴見つばさ橋」です。横浜市鶴見区にある橋で、首都高速湾岸線の扇島と大黒埠頭を結んでいます。
夜間はライトアップされますが緑色をしているのが分かるでしょうか!
⑤扇島パワーステーション
株式会社扇島パワー(東京ガスと出光興産が共同出資)が運営する大型天然ガス火力発電所「扇島パワーステーション」です。
このオレンジのライトがわくわく感を引き出してくれるんですよね!笑
⑥三井埠頭&JR川崎火力発電所
石炭の山が見えてきました。ここ三井埠頭では鉄鋼原料等の荷揚げと船積みが行われ、奥には倉庫もあります。赤い大きな重機は、アンローダーといい荷揚げ時に使うそうです。
続いて、JR東日本が鉄道会社で唯一持っている自営の発電所、「川崎火力発電所」です。燃料には都市ガスおよび天然ガスを使用しています。
鉄道会社が発電所を持っているとは知らず、驚きでした!
⑦ケミカルプラント その1
ここからが工場夜景ぽくなります!
私はこちらのプラントが1番のお気に入りです。
どこの会社のものだったかは忘れてしまったのですが、このプラントが登場したあたりから船の室内にいた方がみんな外に出てきて、大撮影会状態です!
このオレンジ色が煌煌と光る感じ・・そして配管が複雑に入り交じっている感じ・・かっこいい~~~!
⑧ケミカルプラント その2
このプラントもどちらの会社のものか忘れてしまいました!笑
蒸気がのぼっていてザ・工場という感じです。
素朴で力強さを感じます。見入ってしまいますね。
(ハウルの動く城ぽくないですか!?笑)
⑨昭和電工のプラント
川崎市内の工場夜景スポットの中では唯一、駅から徒歩で行けるのがこちらの昭和電工のプラントを含む扇町エリア。グリーンが浮かび上がる特徴的なプラントです。緑色をしているプラントというのは、なかなか珍しいのだとか。
昭和駅を出た近くの橋からみえるそうなので、望遠レンズを持っている方はぜひ行ってみてください!
⑩海芝浦駅のホーム
ブラタモリでも取り上げられた”出られない秘境駅”として有名な浦芝浦駅。
出られないワケは、一帯が東芝 京浜事業所の所有地で駅自体も東芝の敷地内にあるため。電車を降りたすぐ目の前が運河という特別な体験が出来ることから、秘境駅でありながら注目されているそうです。
ちなみに鶴見駅→海芝浦駅までは6駅11分。
本数も意外と多く、アクセスしやすそうでした。
⑪みなとみらいの街並みは圧巻
溜息が出るほど美しかったのが、みなとみらいの夜景です。
帰りは夜景を正面に見ながら戻りますので、きらきら輝く街並みを眺めていると夢見心地に・・。
このクルーズでは専属のガイドの方がついていて各スポットの詳しい話はもちろん、小ネタやベイブリッジの点灯ON・OFFの時間に合わせたアナウンスもしてくれたりと全く飽きません。
90分間終始話されていたので知識量の多さに感服です。
船は停泊中以外ほとんど揺れないので、小さなお子様やお年寄りでも問題なく乗れるかと思います。
またクルーズの最後には、シーバス乗車券を賭けたじゃんけん大会が実施されるというお楽しみ企画も。
(私は決勝まで残れたのですが最後に負けてしまいました~😭笑)
今回ご紹介したルート、前述の通り通常のコースではなく一部コースを変更したものになります。具体的には⑦~⑨は通常行かないコースで、本来は⑥三井埠頭の後に、川崎の方まで(奥まで)行きます。
私自身は川崎の浮島あたりの工場群やフレア(火の出てる煙突)を見ることが目的だったので、手前で折り返すことになってしまい結構残念でした。
どうもひとつ前の乗船回では船体異常もなく、普段通りの航路だったようで、SNSで見る限りは通常コースの方が迫力ある工場群を見られていました‥。
事前連絡をくれたり、その分割り引いたりしれくれないのかー‥など少し思うところもありましたが、今回はちょっとツイてなかったなぁというところですね。(なので、航路変更に巻き込まれた方がいれば、別日に仕切り直した方が私はいいと思います!)
手軽に非日常体験をしたい方にはとても良い企画だと思います👌
他の会社でも川崎工場夜景を見る企画はありますが、みなとみらいの夜景を組み合わせられる点で、みなとみらい発のこのクルーズは魅力的だと思います。
横浜の潮風を浴びながら、
360°パノラマビューを楽しんでみるのもいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!!
記事を気に入っていただけましたら、ぜひチップをお願いいたします😊
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