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【感想】花鳥画の極 Real&Spirit 生誕140年記念 石崎光瑤


今年にはいって2度目の石崎光瑤展!

やっぱり何度見ても面白い!

一度見ている作品でも本物を見ると壮大さに圧倒される。

今回欲しかった図録を買えてウルトラハッピー。

図録と一緒にクリアファイルやら色々グッズも購入できて満足。

お財布は寂しいけど…心は満たされている!!

1回目の感想は以下の記事

1回目と2回目の違い


伊藤若冲や狩野派の影響が大きく写実的な植物を描く人だったので、
どこかデザイン的なモチーフの描き方もやっていたのかともの珍しく感じた。

1回目に行った展示の仕方と2回目の今回の印象が少し違うのにも驚いた。

前者は展示室が1室しかないのもあり画業一生分を駆け足で詰め込んだ印象の展示だった。

これはこれで見応えがあり個人的には好きだった。

後者は展示室を3部屋分使いメイン作品とサブ作品で分た印象の展示だった。

メインでは大型作品を見るために空間を広々ととった展示。

サブでは写生や掛け軸の作品を順々に観ていく展示。

キャプションを読めることの楽しさ


美術館で作品を見る楽しみって実物の作品を観れるのはもちろん、
キャプションが読めることも魅力の1つだと改めて感じた。

美術館の学芸員さんがどんなところに魅力を感じて
どんなところにこの作品の歴史を感じていたりするのか
そういった思考を覗けることがとても面白い。

なので私はいつも美術館に行くとキャプションを
まじまじと読む。

なので巡るのに時間がかかる。

家族と一緒に行って毎回1人置いていかれるほどに。

だって楽しいんだ…キャプション…

企画展が変われば見方も変わる


今回短期間で同じ題材の企画展を初めて見て思ったがやっぱり何度おんなじ作品を見ても面白いんだなぁ。

展示の仕方で企画展の印象が変わることも知れた。

もちろんキャプションがついていなかった作品にキャプションがついていたりもする。

企画展が変わればストーリーが変わってくるので、
たとえ見たことがある作品でも面白く見られるんだなぁと実感。

やっぱり美術館って楽しいね。

お気に入り作品

奥殿襖絵≪雪嶺≫

最後に観た本来非公開の襖絵の作品がど迫力ですごく印象に残ってる。

襖8枚分は圧倒されるよ…
後ろに下がって全体像を見るのが厳しい位の長さ!

描き方が他の作品と違うように観えた。

葉の表現が単調で花がレリーフのような描き方をしているのが興味深くてついまじまじ観た。

花は鮮やかな赤と白で彩られ、絵の具を盛り上げ彫刻のように輪郭を刻んでいた。

ちょっと記憶がおぼろげなので違う点は多々ありそう。

ちなみに写真撮影不可作品だったのでなかなか見られない貴重な作品だったのだろうと思う。

購入品について

ロゴ入りクリアファイル
ロゴ部分

企画展のロゴが入ったクリアファイルが可愛くて2種類購入!
クリアファイルなんてなんぼあってもええですからね。
この精神であらゆるところで購入したクリアファイルが大量に家にある。

ステッカー


グッズでステッカーとかあまり見ないので嬉しくて購入。

私が気付いてないだけかもしなれないが…

お気に入り作品の一つだった「聚芳」のステッカーがあった!

嬉しいもんだ〜。



この企画展は9月14日から京都文化博物館でも開催予定。
ナイトミュージアムを実施してる博物館なので夜間に観るのも面白そう!

最近評伝も発売されたみたい。

中々読み応えたっぷりのページ数!

絵だけでなく作者のことが気になり深掘りしたい人、
ただ自分評伝が好きな人にもおすすめ。


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