行動開始速度を制するものは人生を制する
皆さんは「●●をしたい、しなければ」と思ってから行動に移すまでどのくらい時間がかかりますか?思ったら即行動、理想を言うと、思ったと同時に体が動いて欲しいものです。多くの人は、面倒くささに負けてしまい即行動できていないことでしょう。
思考から行動へ移すためには、行動開始速度「=思ってから行動するまでの時間」を限りなくゼロにする習慣を身に着けることが重要です。
行動開始速度が早くなければ、多くのチャンスを逃すとともに時間の浪費を促します。原始時代に遡って考えると、エサとなる動物が目の前に現れたにもかかわらず即狩りをしないようなものです。前例のように、行動開始速度は生存能力に直結するため、生殖戦略にも関わります。
では、行動開始速度はどのようにして身に着けることができるのか?
本が出版されているのですが、「ゼロ秒思考」を日々することです。
具体的に言うと、A4程度の紙にお題をかき、そのお題に対する答えを1分という制限のなかでできるかぎり密度濃く、多く書くというものです。
実は、頭の中に考えていることの結論はおおよそ非言語で存在します、その非言語的なイメージを言語化する作業を高速でできるよう訓練するのです。
ゼロ秒思考を行うメリットは、行動開始速度を鍛えるだけでなく、言語化能力の向上、感情の客観視、考えるではなく悩むの解消など挙げればきりがありません。是非、みなさんもゼロ秒思考をしてみてくださいね!
[colume]
・思考の順番として、
1.行動開始速度が重要
2.なぜ?→生存戦略で行動開始速度が重要であるとしっていた
どのようにして行動開始速度を身に着ける?→ゼロ秒思考をかつて継続していたが習慣化されていなかった。習慣化されるまで行うことで日常に行動開始速度が継続的に早くなると仮説を立てた。
3.共感エピソードを経験ベースで考える
4.ゼロ秒思考のメリットはその他にもあるので、補足的な位置で文章を構成
・文章化するためには、自分の中にある結論に加え根拠も示さなければならない。また、読者により効果的であると思ってもらうようにその他メリットの提示やゼロ秒思考を行う必要性を共感してもらうエピソードを用意するのに一定の時間を要した。
・起稿活動は、思考の構造化というよりもプレゼンテーションの構造化に近いのかもしれない。プレゼンテーションを行うことで、思考の癖を見つけることや、テーマに応じた効果的なプレゼンテーションの型を見つけることができるかもしれない。